1976年の初版版発刊以来、日本社会学の教科書として多くの読者に愛されていた小室直樹氏による『危機の構造 日本社会崩壊のモデル』が2022年に新装版として復刊された。社会学者・宮台真司氏「先進国唯一の経済停滞や、コロナ禍の無策や、統一教会と政治の癒着など、数多の惨状を目撃した我々は、今こそ本書を読むべきだ。半世紀前に「理由」が書かれているからだ。」と絶賛されている。40年以上前に世に送り出された書籍にもかかわらず、今でも色褪せることのない1冊は、現代にも通じる日本社会の問題を指摘しており、まさに予言の書となっている。『【新装版】危機の構造 日本社会崩壊のモデル』では、社会学者・橋爪大三郎氏による解説に加え、1982年に発刊された【増補版】に掲載された「私の新戦争論」も収録されている。本記事は『【新装版】危機の構造 日本社会崩壊のモデル』より本文の一部を抜粋、一部編集をして掲載しています。
続きを読む名著から考える「日本人と軍国主義」
特集
最新記事
続・続朝ドライフ
「私がモデルです(笑)」――中園ミホが“クソガキ”に仕立てた少女時代の自分を朝ドラに登場させた理由【あんぱん第109回】
グラフィックニュース
ニュース3面鏡
流血、出火、大やけどすることも…意外と知らない「危険なゴミ」の正体【マシンガンズ滝沢が教えるゴミ捨ての話】
モビリティ羅針盤~クルマ業界を俯瞰せよ 佃義夫
日産が起死回生の新型軽ルークスを投入、三菱自との「共闘」が不可避の深刻な国内事情
ほったらかしで年間2000万円入ってくる 超★高配当株 投資入門
【資産8億円の元消防士が教える】年間配当2000万円の個人投資家が選ぶ「ヤマハ発動機」…バイク以外の“意外な優待”がすごい