少し話すだけで「頭がいいな」と感じる人がいる。大なり小なり人は話し方で評価されてしまうところがある。書店には多くの「話し方についての指南書」が並ぶ。それほどに話し方について悩んでいる人が多いということだ。多くの本が、「話し方」自体を題材にする中、本書は「数学的思考」を身につけることによって、結果として話し方を改善しようとする。表面的な話し方ではなく、根幹にある思考力の側を鍛えることによって、「頭のいい人」に近づき、話し方をも変えようというのだ。

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