トラブルが起きて裁判に臨む際、現代ならば成文の法律がある。だが、源頼朝が1185年に東国に打ち立てた武家政権は、先例の積み重ねをもとに判決がくだされる慣習法の社会だった。1221年に後鳥羽上皇が鎌倉幕府に戦いを挑んで破れると(承久の乱)、西日本に広がる上皇方の所領3000ヶ所に鎌倉方の力が及ぶようになる。こうして全国的な統治体制が求められる中、1232年に制定されたのが、武家を対象とする日本初の成文法「御成敗式目」だった。ときの執権北条泰時は、承久の乱で幕府軍を率いて京都に攻め上った総大将。泰時にとって、まさに乱の総仕上げと言えるだろう。本稿は、佐藤雄基『御成敗式目』(中央公論新社)の一部を抜粋・編集したものです。
続きを読む「日本国の人口の3分の1が死に絶えた」鎌倉時代に起きた歴史的な異常事態とは?
特集
最新記事
ニュースな本
英語がぐんぐんうまくなる!ネイティブの子どもがやっている「上達の10ステップ」
明日なに着てく?
「着心地、シルエット共に最高」cocaの“1990円ワンピース”すぽんと着るだけでオシャレ!「40代にはありがたい」「大好きです!」
明日なに着てく?
「ビジュアルに一目惚れ」GUの“脚長ブーツ”スタイル盛れる天才です!「長時間いけます」「脚が痛くなったりせず歩けた」
これ、買ってよかった!
中でペットボトルが倒れない!ワークマンの“2900円バッグ”が軽くて大容量!「よく考えて作ってある」「長時間使っても負担になりにくい」
今日のリーマンめし!!
「うまぁぁ~」ガストの“きのこ盛りだくさんパスタ”が何度もリピートしたくなる美味しさ!「絶対食べてほしい」「思った以上にきのこ」