政府が6月に発表した「骨太の方針2025」で、中央銀行デジタル通貨(CBDC)について、「法制面や発行の可能性の検討を進める」との方針が明記された。前日本銀行総裁の黒田東彦氏が執筆する連載『黒田東彦の世界と経済の読み解き方』の今回のテーマは、CBDCと法制度。新たな決済手段の登場は、銀行や民法の契約の自由にどんな変化をもたらすのか。

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