千葉で最も志願者が多い市川の入試は、例年、幕張メッセを会場に行われる 写真提供:市川中学校・高等学校

千葉の志願者は総じて微減傾向に

 成人の日も含むこの3連休は埼玉の入試が多く行われた。埼玉の入試については、次回の連載で、栄東と開智の算数の問題について解説したい。

 1月10日からの埼玉に続いて、20日からは千葉の入試が本格化する。1月14日時点の志願者数を見る限り、前年より減らしている学校がほとんどとなっている。

 その中で一人気を吐いているのが、22日に第1回が行われる昭和学院秀英(千葉市美浜区)だろう。出願は11日で締め切られているが、男女合わせて前年より99人も増加している。地元向けの12月入試を止めて1月に集めたことも影響している。男子は629人が691人に、女子は673人が710人になった。一方で、一足早く20日に行われる午後特別は国算の2科入試。男女とも前年より52人ずつ減らして、男子408人、女子416人となっている。

 同じ22日には、後述する渋谷教育学園幕張(千葉市美浜区)の入試も行われる。昭和学院秀英とは校地が隣同士の間柄だ。

 さて、例年県内で一番多くの志願者を集めるのが市川(市川市)だ。いまでこそ栄東に数では大きく差を付けられたものの、幕張メッセを会場に行われる入試風景は風物詩といえる。20日の第1回は16日に出願が締め切られる。14日時点では、男子1641人(前年比+7人)、女子921人(▲67人)。元は男子校だったが、志願者も男子が女子の2倍近い。

 市川市内にある他の私立中高一貫校としては、日出学園と昭和学院がある。

 20日に行わる日出学園の一般I期は15日15時で出願締め切りとなるが、14日現在で男子112人(+13人)、女子63人(▲13人)と男女合わせれば前年と同数である。

 昭和学院も20日だが、こちらは午後入試で国算の2科。17日が出願締め切りで、男女合わせて134人(▲10人)。姉妹校の昭和学院秀英と比べ、だいぶ落ち着いた入試となっている。

 市川市には同じく、国府台女子学院と和洋国府台女子という2つの女子校もある。後述するように、松戸にある聖徳大学附属女子が2021年から共学化するため、県下の私立女子中高一貫校はこの2校のみが残ることになる。

 国府台女子学院の第1回は21日の4科。17日15時が出願締め切り。現状では、前年比124人減の791人となっている。和洋国府台女子の一般第1回は20日で、出願締め切りは16日13時。前年比29人増の490人となっている。両校とも依然、受けやすい状況にある。