千葉の付属校にはまだチャンスがある
船橋市にある大学附属校の千葉日本大学第一はどうか。21日の第I期は20日12時まで出願を受け付けている。14日現在で男子313人(▲30人)、女子171人(▲10人)となっているが、今後増加が予想される。
習志野市にある東邦大学付属東邦は、21日実施の前期入試が男女合わせて2500人(▲7人)と、市川に迫る志願者数となっている。出願は10日に締め切っている。
柏市と松戸市にあるのも大学付属の中高一貫校だ。
柏市ではまず、芝浦工業大学柏が23日に第1回を行うが、男子663人(▲26人)、女子295人(▲52人)と軟化傾向がうかがえる。出願は18日いっぱい受け付けており、どこまで上積みされるか。27日には第2回入試がある。
二松学舎大学附属柏は、20日に行われる一般選抜第1回が男子38人(▲22人)、女子(▲8人)と軟化傾向だが、18日まで出願を受け付けているので、まだチャンスがある。
麗澤は21日に第1回のAEコースとEEコースという2つの入試を行うが、20日いっぱい出願を受け付けているため、これも数字は伸びそうだが、14日時点ではAE男子101人(▲31人)、女子65人(▲41人)、EE男子192人(▲45人)、女子170人(▲53人)と志願者数は前年に達していない。
松戸市では、先述した聖徳大学附属女子が2021年から「光英 VERITAS」に校名変更し、共学化する。そのため、女子だけの募集は今回が最後となる。第1回S探究は28人(▲78人)、第1回LAは40人(▲70人)と現状では大きく減らしている。入試は20日だが、出願は19日いっぱい受け付けている。
専修大学松戸も同じ20日第1回入試で19日いっぱいの出願受付だが、男子629人(▲208人)、女子415人(▲209人)といずれも3割前後減らしている。松戸の2校は、いずれも大穴という状況にある。
八千代市にある八千代松陰は20日の一般入試で出願は締め切ったが、男子67人(+5人)、女子51人(▲6人)で、合わせるとほぼ前年並みの状況となった。
木更津市にある志学館は1学年90人前後の小規模校だが、広大な敷地の環境に恵まれた学校である。20日の一般Aはすでに締め切ったが、男女合わせて8人(▲13人)とかなり少ない。推薦で多くが入学しているようだ。