大手フリマアプリ「メルカリ」の100%子会社である株式会社メルコイン。メルコインの使命は、「多様な価値がめぐる新しい経済をつくること」である。
メルコインは、その使命を実現するために物品や信用だけでなく、あらゆる価値を交換できるマーケットプレイスの実現を目指している。
その実現のために最新の技術を駆使して仮想通貨(暗号資産)やデジタル資産をはじめ、その他様々な価値交換を可能にする製品を開発している。
この記事では、そんなメルコインの特徴や始め方、口コミ、評判などについて詳しく解説する。
・メルコインは「メルカリ」の100%子会社
・メルカリの売上金・ポイントを使用してビットコイン・イーサリアムを購入可能
・安全で確実なセキュリティ体制と資産保護
・取り扱い通貨はビットコインとイーサリアムのみの2種類
・豊富な仮想通貨の取引をしたいならCoincheckがおすすめ
メルコインはメルカリアプリのアカウントがあれば、手軽にビットコイン取引ができるので、自分の好みや目的に合わせて、法定通貨以外の資産をポートフォリオの中に組み込むことができる。
しかし、メルコインではビットコインとイーサリアムの2種類しか扱っていないため、仮想通貨取引を本格的に始めたいという方には向いていないと言えるかもしれない。
仮想通貨取引を始めたい方は、31種類もの豊富な通貨を扱っているCoincheck公式サイトをチェックしてみてほしい。
メルコインとは
名称 | メルコイン |
運営会社 | 株式会社メルコイン |
設立時期 | 2021年4月28日 |
提供する取引の種類 | ビットコイン、イーサリアムの売買 |
取扱カテゴリー | 仮想通貨 |
購入手段 | メルカリの売上金メルカリポイントメルペイ残高 |
開発予定のサービス | NFTやデジタルコンテンツの交換 |
「メルコイン」とは、株式会社メルコインが提供するブランド名である。メルカリの子会社として2021年4月28日に設立されたメルコインは、2022年6月17日、資金決済に関する法律に基づく暗号資産交換業者としての登録を完了している。
2023年3月にはメルカリアプリ内でのビットコイン取引サービスをスタートした。
2023年10月16日には、すでに利用者数が100万人を突破するなど、人気の高さが伺える。
また、2024年5月21日には新たにイーサリアムも追加されている。
メルコインは、ビットコインとイーサリアムの取引サービスを提供しており、ユーザーはメルカリの売上金、メルカリポイントなどを使用して仮想通貨取引ができる。
メルコインは、メルカリグループの一員として、仮想通貨やブロックチェーンに関わるサービスの企画、開発を担当している。
メルコインの使命は、「多様な価値がめぐる新しい経済をつくること」である。この目標のもと、メルコインは物品や信用をはじめとする、ありとあらゆる価値が交換可能なマーケットプレイス構築の実現を目指している。
また、ブロックチェーン技術をはじめとする最先端の技術を駆使し、仮想通貨、デジタル資産など、あらゆる形態の価値交換を可能にする製品の開発に取り組んでいる。
メルコインの特徴
メルコインは、仮想通貨やブロックチェーンに関するサービスの企画・開発を行う会社で、メルカリグループの一員として位置づけられており、仮想通貨やブロックチェーンに関わるサービスの企画、開発を担当している。
メルカリアプリ内に「ビットコインを買う」というメルコインのサービスを提供しており、メルカリユーザーなら簡単にビットコイン取引をはじめることができる。
ここからは、そんなメルコインの特徴について詳しく見ていこう。
売上金・ポイントでビットコイン・イーサリアムを購入できる
メルカリはフリマアプリとして知られるサービスだが、メルカリアプリ内でビットコインの売買ができる。 2023年3月にスタートしたメルカリのビットコイン取引サービスは、メルカリの売上金やポイントを利用して、ビットコインを売買できる。
また、2024年5月にはイーサリアムも追加されており、売上金やポイントでイーサリアムの売買も可能となった。
金融機関からチャージしたお金はもちろん、メルカリの売上金やポイントを活用して、ビットコイン・イーサリアムを購入できる。わずか1円から始められるので、仮想通貨初心者の方も気軽に始めることができる。
メルカリの取引サービスは、手軽に始められる一方で、仮想通貨取引にはリスクがあることを忘れてはならない。仮想通貨は価格の変動が激しいため、損失が生じる可能性も考慮する必要がある。
また、仮想通貨業界は新しい分野で法整備が未発達なため、適切な保証を受けられない可能性もある。取引の際は、リスクを十分理解して利用することが重要だ。
イーサリアムの保有でポイントが付与される
メルコインは、2024年12月18日から「メルカリ」アプリ内でイーサリアムを保有するだけで、毎月メルカリポイントを受け取れる新機能を開始している。さらに、同日よりイーサリアムのステーキングサービスも提供を開始する。
- イーサリアムを所有しているだけで、その月の平均的な評価額と会社が設定した年率を基準に算出されたメルカリポイントが毎月付与される
- ポイント付与の算出に使用される年率は3.0%で、2025年1月から付与開始
- 貰ったポイントは1ポイント1円でメルカリの各種サービスにて利用可能
2024年12月から開始されたサービスだが、初回のポイント付与は2025年1月となる。なお、ポイント算出に使用される年率は3.0%だ。
貰ったポイントは1ポイント=1円で換算され、メルカリの各種サービスで利用できる。
イーサリアムを保有しているだけでポイントが貯まる魅力的なサービスだ。
ビットコイン取引がメルカリアプリ内で完結
ビットコインは、言わずと知れた仮想通貨を代表する銘柄の一つだ。分散型台帳技術であるブロックチェーンを基盤にしており、その透明性とセキュリティに対する信頼性が高いことで知られている。
通常、ビットコインを購入するには、仮想通貨取引所や専用のウォレットなどを利用する必要があるが、メルカリを利用するユーザーなら、メルカリアプリ内でビットコイン取引を完結することができる。
また、メルカリの売上金やポイントを使ってビットコインを売買できるので、手軽に仮想通貨取引を体験できる。ビットコインを売却して得た資金は、いつでも自由にメルペイ残高に移動でき、メルカリ内外で利用可能だ。
登録料、サービス利用料、取引手数料、入金手数料は不要だが、取引の際にビットコインの購入価格と売却価格の差額(以下「スプレッド」と称する)が発生する。取引時にはこの差額分の負担が必要だ。
このスプレッドは、取引所やプラットフォームによって異なり、市場の流動性や時間帯によっても変動するため、利益を最大化するには、スプレッドを最小限に抑えることが重要で、最適なタイミングで取引を行う必要がある。
強固なセキュリティ体制
セキュリティ専門チームが、メルコインをはじめ、メルカリグループ内で活動し、ユーザー情報や資産を適切に保護するための対策を講じているとのこと。このため、ユーザーはビットコイン取引を安全に行うことができる。
ユーザーの個人情報や資産を適切に保護するため、メルカリグループが管理するユーザーの氏名、連絡先といった個人情報および決済情報は、システム内の通信経路ですべて暗号化されている。
また、主要な機能をリリースする際は、セキュリティレビューを実施し、品質チェックや脆弱性のチェックを行い、セキュリティ対策の強化に努めている。
さらに、全社員に対して定期的にセキュリティ意識向上のためのトレーニングを提供しており、開発者に対してはセキュリティチャンピオンプログラムを提供するなど、メルカリグループ全体でセキュリティ対策に取り組んでいるということだ。
資産保護制度
メルコインは、ユーザーが保有するビットコインを適切に保護するために、メルカリグループの資産とは明確に区別して資産を管理している。
ユーザーから預かったビットコイン・イーサリアムは、ユーザー専用のコールドウォレットに保管され、メルカリグループが保有する仮想通貨とは分離して管理している。
また、メルコインは厳格なセキュリティプロトコルと監視体制を採用しており、不正アクセスや悪意のある活動からユーザーの資産を守るための取り組みを行っている。メルコインは、このようなセキュリティ対策を通して、仮想通貨の普及を促進している。
このようなメルコインの資産管理体制は、ユーザーに安心感を与えるが、仮想通貨は元本保証される金融商品ではないため、リスクがある点に注意が必要だ。
ビットコインの価格が急落したり、突然無価値になってしまう可能性があることを理解した上で余裕資金で投資をすることが重要だ。
しかし、メルコインではビットコイン・イーサリアムの2種類しか対応していない。また、メルカリとの提携サービスでしか利用できないなど、利用用途の少なさに難点がある。
国内大手のCoincheckでは、でんきやガスの支払いに応じてビットコインが貯まるサービスや、NFTなど豊富なサービスを展開している。また、メルコインではできないビットコインの出庫にも対応している取引所だ。
様々なサービスを利用してきたいという方は、まずCoincheck公式サイトをチェックしてみてほしい。
メルコインの始め方
ビットコインは近年、金融システムにおいて革新性を発揮しており、金融分野だけでなく、様々な分野に影響を与えている。そんな中、メルコインは仮想通貨取引を通じてユーザーに新たな金融体験を提供している。
メルコインは、メルカリグループが展開するフリマアプリ「メルカリ」で簡単に利用できる。ここからは、メルコインの始め方について詳しく解説する。
ステップ1:メルカリアプリにログイン
メルコインを利用するには、メルカリのアカウントを登録している必要がある。まだ登録していない方はアカウント登録をしておこう。
メルコインのサービスに申込するには、まずメルカリのアプリにアクセスし、アプリのマイページから「はじめる」をタップする。
申込には生体認証や本人確認の手続きが必要となっており、その際本人確認の審査が実施される。
ステップ2:各種重要事項の確認
各種重要事項の内容を確認し、「すべての重要事項に同意する」にチェックを入れ、「同意して次へ」をタップする。
ステップ3:入力内容の確認
ビットコインの運用経験、サービスの利用目的などについて、該当する回答を選択する。
入力内容を確認し、「確認して申し込む」をタップする。以上で登録ステップは完了だ。
本人確認済みのユーザーなら申込は最短30秒で完了し、すぐにビットコイン・イーサリアム取引をはじめることができる。また、保有する通貨の評価額や価格推移についても確認することができる。
メルコインの評判・口コミ
メルカリアプリのアカウントがあれば、手軽にはじめることができるメルコイン。メルカリの売上金やポイントなどを活用して、わずか1円からビットコインを購入できる。
ここでは、そんなメルコインの評判や口コミについて確認する。
メルコインの良い評判・口コミ
メルカリの売上金でビットコインが買えるの手軽でいいね。 知識がないので、今だ!とインスピレーションがわいたときに買おう(少額だからできる買い方だけど)
引用元:X(旧Twitter)
売れないだろーと思ってた何回か使ったセミオーダーの枕が売れた!! 発送面倒臭いけどメルカリ楽しくなってきた。来週実家帰るしいろいろ売っていこうかな。レアなフィギュアとかあったはずだし。売り上げはビットコインに替えて寝かせておけば結構な額になりそう😇😇
引用元:X(旧Twitter)
なんかメルカリで物売ったらビットコイン300円分貰えた!でも完了してホームに戻ったらいきなり296円になってた!!まぁいっかな!!とりあえず仮想通貨の売り買いとかは興味無いから値動き見て楽しも!!
引用元:X(旧Twitter)
メルコインユーザーの良い投稿を見てみると、仮想通貨に馴染みのない人でも気軽にビットコインを購入していることが分かる。メルカリのポイントや売上金を気軽に投資に利用できる点が高く評価されている。
また、メルカリユーザーなら気軽に売り上げやメルペイポイントで仮想通貨取引を始めることができるので、これまで仮想通貨に馴染みのない方に対して、新たな投資機会を提供している点も評価できる。
メルコインの悪い評判・口コミ
メルカリがビットコイン連携してきてる😳お!すごっ!って思ったけど購入価格と売却価格の差額分が手数料として取られるから、普通に取引所で運用した方がクリアリーでよいかも🤔メルカリならポイントに変換できるけど、気になるのが確定申告するときどうするのかということ。
引用元:X(旧Twitter)
最近始まったメルカリのビットコイン買ってみました。1円から始められるのでハードル低いですね。とりあえずお試しで買ってみたけど、あくまでメルカリ内でしか使えないのね。そのうち外部への出し入れできるようになる事期待。
引用元:X(旧Twitter)
メルカリでビットコイン簡単に買えるようになってるやん。手数料無料でスプレッド低い。しかし、他の取引所等への送金が出来ないデメリット。あと、BTCのみしか取り扱いがない。
引用元:X(旧Twitter)
メルコインユーザーの悪い投稿を見てみると、「ビットコインしか取引できない」、「ビットコインを出庫できない」、「メルカリと提携先でしか利用できない」といった点に不満を感じる意見が多く見られた。
現在はイーサリアムも対応しているが、2種類しか対応していないのは仮想通貨取引を行いたい方にとってデメリットとなるだろう。
これらの意見を見る限り、メルコインには銘柄数や出庫への対応など、まだ改善の余地があることがわかる。
上記のように、メルコインには良い口コミと悪い口コミが見られる。これらの口コミを踏まえた上で、自分に合った仮想通貨の取引スタイルを選ぶことが重要だ。
国内大手取引所のCoincheckは、銘柄数が31種類と多いほか、ビットコインの出庫が可能など、メルコインのデメリットをカバーしている取引所だ。
関連サービスも豊富に提供されているため、仮想通貨の売買をしたい方だけでなく、幅広い用途で仮想通貨に触れてみたい方にも人気がある。
仮想通貨の取引やサービスに触れてみたい方は、まずCoincheck公式サイトをチェックしてほしい。
仮想通貨取引を始めるのにおすすめの取引所
メルコインは、メルカリアプリから手軽にビットコインの取引ができる話題のサービスだが、仮想通貨取引を始めてみたい方にはあまり適していない。
そこで以下では、仮想通貨取引を開始するのにおすすめな取引所を2社紹介していく。
Coincheck
提供する取引の種類 | 現物取引(販売所・取引所) |
取り扱う仮想通貨 | 31種類 BTC、XRP、ETH、BCH、XEM、 LSK、LTC、ETC、XLM、MONA、 QTUM、BAT、IOST、ENJ、 SAND、DOT、PLT、FNCT、CHZ、 LINK、DAI、IMX、APE、MATIC、MKR、 AXS、WBTC、AVAX、SHIB、BRIL、BC |
最小取引数量 (ビットコインの場合) |
現物取引(販売所):500円相当額 現物取引(取引所):0.005 BTC以上、かつ500円(相当額)以上 |
取引手数料 (ビットコインの場合) |
現物取引(販売所):無料、スプレッドあり 現物取引(取引所):無料 |
仮想通貨の送金手数料 (ビットコインの場合) |
0.0005~0.016 BTC |
その他のサービス | Coincheckつみたて Coincheck IEO Coincheck NFT(β版) Coincheckでんき Coincheckガス Coincheckアンケート 貸暗号資産サービス ステーキングサービス(β版) |
公式サイト | Coincheck公式サイト |
関連記事 | Coincheckの評判・口コミ |
Coincheckはマネックスグループ傘下の仮想通貨取引所だ。
メルコインではビットコインとイーサリアムのみの取引となっているが、Coincheckではビットコインをはじめとして31種類もの豊富な仮想通貨を取り扱っている。
仮想通貨売買だけでなく、毎月のガス代や電気代の支払い額に応じてビットコインが貰えるサービスも提供しており、より効率的に仮想通貨を貯めることも可能だ。
また、Coincheckはシンプルで扱いやすい取引アプリが人気で、2019年から2021年にかけて、ダウンロード数No.1を獲得している。
少額から仮想通貨の購入もできるので、これから仮想通貨取引を始めたいという方は、まずCoincheck公式サイトを確認しておくと良いだろう。
bitbank
提供する取引の種類 | 現物取引(販売所・取引所) |
取り扱い銘柄数 | 40種類 |
最小取引数量 (BTCの場合) |
現物取引(販売所):0.0001 BTC 現物取引(取引所):0.0001 BTC |
取引手数料 (BTCの場合) |
現物取引(販売所):無料、スプレッドあり 現物取引(取引所):Maker -0.02%、Taker 0.12% |
仮想通貨の送金手数料 (BTCの場合) |
0.0006 BTC |
その他のサービス | 貸して増やす(レンディングサービス) |
公式サイト | bitbank公式サイト |
関連記事 | bitbankの評判・口コミ |
bitbankは、豊富な銘柄を扱う仮想通貨取引所である。
販売所形式だけではなく取引所でもビットコインを含む40銘柄の取引が可能だ。
また、ほとんどの銘柄を取引所から売買できるため、取引コストを抑えられる点が魅力となっている。
セキュリティ面に力を入れていることも、bitbankの重要な特徴の1つであり、2018年には第三者機関からセキュリティ性能での日本一*の評価を与えられたこともある。*2018年10月3日 ICORating調べ
SBI VCトレード
名称 | SBI VCトレード |
提供する取引の種類 | 現物取引(販売所・取引所) レバレッジ取引(販売所) |
取り扱う仮想通貨 | 24種類 BTC、ETH、XRP、LTC、 BCH、DOT、LINK、ADA、 DOGE、XLM、XTZ、SOL、 AVAX、MATIC、FLR、OAS、 XDC、SHIB、DAI、ATOM、 APT、HBAR、ZPG、NEAR |
最小取引数量 (ビットコインの場合) |
販売所:0.0001BTC 取引所:0.000001BTC レバレッジ取引:0.001BTC |
取引手数料 (ビットコインの場合) |
販売所:無料※スプレッドあり 取引所:Maker -0.01%、Taker 0.05% レバレッジ取引:建玉金額×0.04%/日 |
日本円の入金手数料 | 無料 |
日本円の出金手数料 | 無料 |
仮想通貨の入金手数料 | 無料 |
仮想通貨の出金手数料 | 無料 |
公式サイト | SBI VCトレード公式サイト |
関連記事 | SBI VCトレードの評判・口コミ |
SBI VCトレードは、大手SBIグループの運営する仮想通貨取引所だ。
取り扱い銘柄は24種類と国内取引所では並みの水準だが、メジャー通貨だけではなくマイナー通貨を多く扱っているという特徴がある。
前述したコインチェックでは扱っていない通貨も多いので、マイナー通貨専用の取引所として保有しておくと良いだろう。
また、関連サービスが豊富で、現物取引だけではなく貸コインやステーキングの提供を行っている。
長期的に仮想通貨の取引や運用を行いたい方は、ぜひSBI VCトレード公式サイトをチェックしてみてほしい。
メルコインに関してよくある質問
- メルコインの手数料はいくらですか?
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登録料、サービス利用料、取引手数料、入金手数料は不要である。ただし、スプレッドが取引ごとに発生するのでスプレッドの負担が必要である。購入価格と売却価格の差額がスプレッドなので、取引の際に確認しよう。
また、メルコインでのビットコイン・イーサリアム取引は日本円で行われている。為替レートの影響を考慮する必要がないので、気軽に仮想通貨取引ができる。
- メルコインでビットコインの送金や受け取りはできますか?
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メルコインは、ビットコインの送金や受け取りに対応していない。メルコインで購入したビットコインは、メルカリアプリ内でのみ管理され、他の取引所やウォレットに移動することはできないので注意が必要だ。
メルコインは、これまで仮想通貨に馴染みのなかった方に対して、メルカリアプリ内で仮想通貨取引を気軽にできるようにする一方で、改善の余地も存在している。ユーザーのフィードバックを積極的に活用し、取引の多様化へ向けた対応が、今後は期待される。
メルコインのまとめ
株式会社メルコインは、メルカリグループの一員として仮想通貨やブロックチェーンに関わるサービスの企画、開発を担当している。同社の使命は「多様な価値がめぐる新しい経済をつくること」である。
メルカリアプリ内に「ビットコインを買う」というメルコインのサービスがあり、スマートフォンを持つユーザーは無料で利用できる。
メルカリのポイントや売上金を気軽に投資に利用できる便利なサービスを提供する一方で、「仮想通貨銘柄がビットコインのみである」こと、「ビットコインの送金や受け取りに非対応である」といった制約も存在する。
・メルコインなら、メルカリアプリ内でビットコイン取引を完結できる
・2024年5月にイーサリアムの追加が行われた
・わずか1円からビットコイン・イーサリアム取引を始められる
・保有した通貨はユーザー専用のコールドウォレットに保管される
・ビットコインとイーサリアムしか扱っていない点や、提携サービスの少なさがデメリット
・Coincheckなら、31種類もの通貨を少額から取引可能
メルコインはメルカリの売上金やポイント、メルペイ残高を利用して簡単にビットコイン・イーサリアムを売買できる。1円から購入できるので、初心者の方でも気軽に取引できる。また、登録料、サービス利用料、取引手数料などが不要なので、初期投資を抑えて仮想通貨に投資することができる。
ただし、ビットコインとイーサリアムのみの扱いとなっているため、これから積極的に仮想通貨取引をしていきたいという方には不向きだ。
また、入手した通貨の利用用途が少ないため、今後の改善に期待するほかない。
これらのデメリットを踏まえると、国内取引所のCoincheckをチェックしておけば良いと言えるだろう。
Coincheckは、31種類もの豊富な通貨から取引できるうえに、独自のサービスを展開している人気の取引所だ。
まずは、Coincheck公式サイトから詳細をチェックしてほしい。