いつ頃いくらの出費が発生するのか

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 では、受験に際して、いつ頃いくらの出費が見込まれるのかを具体的に見ていこう。ファイナンシャル・プランナーでFPオフィス・モリタ代表の森田和子氏によれば、現役生(高校3年生)が遠隔地の私立大学と国立大学の文科系学部を一般選抜で受験する場合、塾の受講料などを含め12月から2月で160万円、下宿のための住居費や入学後に大学に納める4月までの支払いまでを考えると、総額で約200万円が必要になる(上の図)。

 下の表は、共通テストの始まる1月から起算した場合の支出内訳を示したものだ。受験料は、共通テストと私立大学6校(学部)、国立大学2次試験費用の合計となっている。地方から東京の大学を受験するような遠隔地大学受験の場合は、同伴する保護者の分も含めて交通費や宿泊費も発生する。

 予想外に必要なのが、入学時に必要になるパソコンの購入費(インターネット通信費含む)である。昨今は授業でパソコンを使用してリポートや資料を作成したり、インターネット経由でリモート授業を受けたりすることが大前提だ。その他、入学式や成人式で着用するスーツなどの購入費ほかも見込んでおいた方がよい。

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