計算問題の正答と解法
(1)22回
1から25までを素因数分解して2が何個あるかを考える。
25÷2=12(余り1)
12÷2=6
6÷2=3
3÷2=1(余り1)
答えは、12+6+3+1=22
(2)6個
0が何個並ぶかは10(2×5)で何回割れるかであり、2×5が何セット作れるかということ。
2はたくさんあるので、5が何個あるかを考える。
25÷5=5
5÷5=1
答えは、5+1=6
(3)4
(2)の答えから、一の位から0が連続して6個並ぶことは分かっている。
そこで、1から25までの掛け算の式の中から、太字で示した2と5を6個ずつ取り除く。
5■5、10(5×2)、15(5×3)、20(5×4)、25(5×5)
2■2、4(2×2)、8(2×2×2)
これらを除いた残りの計算式は、
1×3×6×7×9×2×11×12×13×14×3×16×17×18×19×4×21×22×23×24
一の位だけ分かればいいので、
1×3×6×7×9×2×1×2×3×4×3×6×7×8×9×4×1×2×3×4
上記の式をそのまま掛け合わせると「47,405,481,984」という大きな数字になってしまう。
そこで解法をもう一工夫すると、1や、掛けて一の位が1になる組み合わせ(3×7=21、9×9=81)は省けるので、太字で示した3×7は2組、9×9は1組、すべての1を下の式から外す。
1×3×6×7×9×2×1×2×3×4×3×6×7×8×9×4×1×2×3×4
省いた残りを単純に掛けると、
6×2×2×4×3×6×8×4×2×3×4=1,327,104
計算を楽にするため、掛けて一の位が1になる組み合わせをさらに省いてみる。
下の式のように6=3×2となる。
6[3×2]×2×2×4×3×6[3×2]×8×4×2×3×4
ここから81=3×3×3×3となる3が4つ省ける。
2×2×2×4×2×8×4×2×4=16,384
さらに計算を楽にするためには、掛けた数字が2桁になったときに一の位だけをとって次の数字と次々掛けていくことでより簡単に解ける。
2×2×2×4→32 2×2×8→32 2×4×2×4→64
答えは4となる。