1日午後は中位校が大活躍
1日午後が最初の入試となる明治学院(1回)46は2割弱増で、3倍強になりそうだ。中位校でも、受験生の負担が少ない1科入試が啓明学園(算数)41のように設けられている。
女子校では、麴町学園女子(1回午後特待)39の勢いがすごい。3.5倍も9月模試の志願者が増えて、4倍強になるかもしれないからだ。昭和女子大附属(D)47も6割強増で6倍台半ばとこのランクでは珍しい高倍率となりそうだ。共学校では品川翔英(2回特待)42が2.7倍と大幅増で、予想倍率も7倍乗せと1日午後の最高倍率を記録する勢いである。
大妻中野(2回アドバンスト)49は1割強増で2倍に近づく。跡見学園(特待1回)48は1割半増で2倍台前半に、佼成学園女子(1回午後S特)45は2割弱増、三輪田学園(1回午後)45は2割増でそれぞれ2倍に迫る勢いである。実践女子学園(2回)39は3割半増で2倍台半ば、日本大学豊山女子(2科1回)38は1割増で2倍弱に、文京学院大学女子(2回)38は1割増で2倍台半ば強、中村(特待1回)37は7割増で2倍台半ばにといった具合で、2倍台の入試がひしめいている。
江戸川女子(AO)48は2割弱減で1倍台半ば、十文字(2回)46は微増で1倍台後半、大妻多摩(午後)45は2割増で1倍台半ば、女子聖学院(2回)43は2割半減で1倍台前半まで緩和、東京家政大学附属(2回特奨)40は微減で1倍台半ば弱に、共立女子第二(1回午後)35は1割半増で1倍台前半と、いずれもたいへん受けやすく受かりやすい。他に、神田女学園(2回特待)40、和洋九段女子(2回)37がある。
共学校では、順天(1回B)49は微減で2倍、東洋大京北(2回)49は1割弱増で3倍乗せ、桜美林(1回午後)48は微減で2倍強、宝仙学園(新4科特待)45は6割半増で3倍に迫る。武蔵野大学(2回)43は2割増で1倍台半ばに、文化学園大杉並(2回)40は1割強減で2倍台半ば強に、文教大付属(2回)40は6割増で2倍台半ば、多摩大学聖ヶ丘(2回)38は3割半増で2倍弱と増加傾向である。
八王子学園(1回午後東大)47は4割減、八雲学園(2回)41は3割減でいずれも1倍を割りそうと、全入状態の入試もある。他に、目黒日大(2回)47、東京電機大(2回)46、多摩大目黒(特待1回)41、工学院大附属(1回B特待)40、東京成徳大(1回特待)37、淑徳巣鴨(1回スカラ)45、実践学園(1回特待)43がある。