2月2日以降で女子人気上昇の共学校
2月1日午後、北区王子にある東京成徳大学(1回特待)は1倍台半ばに、八雲学園(2回)は5割半も伸ばして2倍に迫る。5割弱増の駒込(2回)は2倍のせ、年々受験生が増えている日本工業大学駒場(2回)は4倍強、文教大学付属(2回)も4倍超えとなっている。
多摩地区では、武蔵野大学(2回)が4割増やして2倍のせ、聖徳学園(1回午後・特別奨学生)が9割増で3倍のせと人気だ。多摩大学附属聖ヶ丘(2回)も1倍半まで上がる見込みとなっている。
神奈川は、日吉が最寄り駅の日本大学(A2回)が3割強増やして3倍にあと一歩、桐蔭中等教育学校(1回午後)が5割近く増やして2倍台半ばに、山手学院(特待選抜)は2倍を超え、鶴見大学附属(難関1回)は2倍に迫る勢いとなっている。
2日午前で圧倒的に多くの志望者を集めているのが明治大学付属明治(1回)で、1割半増えて4倍に迫る勢いと、さらに狭き門になりそうだ。ここからはエリア別に志望者数の多い順に見ていこう。
東京23区では、女子人気の高い目黒日本大学(2回)が5割半も増やしてなんと8倍のせである。芝浦工業大学附属(2回)も3割増で4倍台後半に、順天(2回A)も3割台半ばと、なかなか受かりづらい水準である。その点、品川翔栄(3回)と郁文館(1回一般)は1倍台半ば前後と受けやすい。
多摩地区の町田にある日本大学第三(2回)は2倍強に、頴明館(2回)は2倍台半ばに、武蔵野大学(3回)は2倍のせの勢いで、神奈川では唯一、森村学園(2回)が2割半増で6倍のせと大人気である。
2日午後は前回見たように女子校の人気上昇校が多く、共学校では2割増の日本大学(B回)が6倍超えに、かえつ有明(特待2回)が3割増でなんと9倍に迫る。その点、4割増の宝仙学園共学部理数インター(2回4科)は2倍に達せず、武蔵野大学(4回)も同様の水準にとどまる見込みとなっている。
3日は大学付属校が並んだ。法政大学(2回)は6倍に迫り、明治大学付属明治(2回)は4倍超え、日本大学第三(3回)は2倍超えが予想され、東海大学相模(B)も3倍を超えそうな勢いとなっている。
4日午後は東京電機大学(4回)が2割半増やして3倍のせ、5日は法政大学(3回)が6倍半とさらに狭き門となりそうだ。