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蓮舫民進党新代表がまずやるべきは「話題づくり」だ

黒瀬徹一
2016年9月16日
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今回の代表選は、最初から最後まで良くも悪くも蓮舫氏ばかりが注目を浴びていた Photo:REUTERS/AFLO

民進党の代表選が行われ、蓮舫氏が選出された。蓮舫氏の勝因は何か。なぜ、民進党はこれほど人気がないのか。これから蓮舫新代表はどうすべきか。蓮舫氏と民進党が今後、直面する現状と課題をレポートする。(ジャーナリスト 黒瀬徹一)

蓮舫新代表誕生!
民進党再生の道のり

 9月15日、民進党の代表選が行われ、蓮舫氏が選出された。

 野党第1党の党首として、政権奪取の陣頭指揮をとるリーダーの座をめぐり、蓮舫氏、前原誠司氏、玉木雄一郎氏の3人が立候補した。

 最初に名乗りを上げたのは、蓮舫氏だった。党本部での立候補表明に続いて、外国特派員協会でも記者会見を行い、岡田前代表を「本当につまらない男」と表現し、話題となった。今回の代表選は、最初から最後まで良くも悪くも蓮舫氏ばかりが注目を浴びていたように感じる。

 「台湾籍」問題などが波紋を広げたものの、結果は蓮舫新代表が全体の過半数のポイントを得る圧勝だった。その背景にある民進党の議員や後任候補予定者・党員・サポーターが蓮舫氏に期待したものとは何なのか。

 民主党の政権転落からもうすぐ4年が経つ。なぜ民進党の国民からの信頼はちっとも回復しないのか。「二大政党」「第三極」という言葉が空疎に聞こえるほど、今の日本の政治は自民党一強が続いている。

 東京都知事に続いて誕生した「女性」政治リーダーは、民進党を政権担当能力ある政党に変革することができるのか。

 民進党が新しいステージへと進み、日本の政治が一段進化するための要件について思考してみたい。

蓮舫氏の勝利は当然の結果?
対抗馬が不在の選挙

 蓮舫氏は民進党を代表する有名人である。

 元タレントで、政治家になってからもメディアへの露出度が高い。48歳とまだ若く、すらりとした容姿と舌鋒鋭い弁論術が人気の理由だろう。参議院議員を3期務め、行政刷新担当相として入閣経験もある。7月の参院選では東京都選挙区で112万3145票を獲得し、見事トップ当選を果たしている。

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