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プレゼンの上手な話し方

空気がシラケていたらどうする!?
相手の「ノリ」を良くする効果的なプレゼン法

福田 健 [C.N.S(株)話し方研究所会長]
【第3回】 2010年12月1日
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 聞き手が複数である、すなわち「聴衆」であるというところに、プレゼンテーションの特徴がある。

 1人でも多くの人が目の前にいるというのは、話を難しくさせる。

 1つには、意識過剰になって、プレッシャーを感じ、思うように話せなくなるからだ。2つ目は、ひとりよがりになって、相手を考えないで喋ってしまうからである。

 相手が大勢となると、ことはもっと厄介になる。とはいえ、大勢の前でも、場数を踏めば緊張感も和らぎ、ラクに話せるようになる。また、一対一ではつい安心して、相手を忘れるが、大勢が相手となると、

〈一体、どういう人たちか、どんな反応をするだろうか〉

 と、注意が向くから、相手を考えようとする度合いが高くなる。

 そこで、話す相手、聴衆についての情報を収集して、対策を立てることになる。これを、「聴衆分析」と呼び、プレゼンテーションの成否を握る鍵となる。

 「聴衆分析」は、

・事前の準備段階で
・会場に入り、話す直前までの段階で
・プレゼンテーションが始まり、話しながらの段階で

と、それぞれの段階で必要になる。

「聴衆に共通する特徴」を押さえて
対応策を考えておこう

 人が聞き手に回ったとき、共通に示す受け取り方、反応の仕方の傾向を、「聴衆の本質」という。聴衆一般が示す傾向なので、これを承知しておけば、対応策が取りやすい。準備段階でも、あらかじめ対策を打っておくことができる。

 それぞれに応じた、プレゼンテーションでの工夫の仕方を、以下にまとめておくので、準備の際、参考にしてほしい。

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福田 健 [C.N.S(株)話し方研究所会長]

1983年株式会社話し研究所を設立。2004年に会長に就任。「コミュニケーション」を軸にした講座、講演を企業、官公庁を中心に行い、話し方研究所でもセミナーを開催。主な著書に、『人を動かす会話術』『上手な「聞き方・話し方」の技術』などがある。


プレゼンの上手な話し方

いまやプレゼンテーションは、営業職の人だけでなく、技術者、行政の職員などすべての人にとって身近な存在、そして必要なスキルになっている。あらゆる場面で聞き手を納得・共感させるにはどうすればよいのか。この連載では、「説得力ある話し方」を身につけ、プレゼンテーションを成功させるカギを探る。

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