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頭痛は消える。
【第6回】 2016年10月21日
著者・コラム紹介バックナンバー
清水俊彦 [東京女子医科大学 頭痛外来]

車両がすれ違うたびに頭痛!
新幹線では通路側の席に座って
【乗り物に乗る時の頭痛予防習慣】

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慢性的な頭痛に悩まされている日本人は約4000万人。そのうち、約2000万人以上が緊張型頭痛に、約840万人が片頭痛に悩まされている。
ところが、「多忙のために、医療機関を受診する時間もなく、日々、頭痛と闘いながら仕事をこなしている頭痛持ちの人たちに、『生活上のちょっとしたコツで、頭痛は消える、防げる』と言っても、すぐには信じてもらえません。しかし、専門家の目でみなさんの日常を見てみると、これでは、頭痛が起きても仕方がないとため息をつきたくなるような生活をしている人が、ほとんどなのです」と語るのは、9月30日発売『頭痛は消える。』の著者であり、頭痛治療のエキスパート・清水俊彦氏(東京女子医科大学 頭痛外来)。
科学的なデータとこれまでに治療してきた約200万人の体験談から抽出した選りすぐりの「頭痛を起こさない58の生活習慣」を、7つの生活シーンに分けてご紹介。その中から各2項目を7回にわたって連載。

もし窓際に座ったら、外の景色は眺めない

イラスト:えなみかなお(asterisk-agency)

かつて飛行機が主役だった北海道や九州や北陸までの移動も、新幹線で行ける時代になりました。

飛行機のように空港でのセキュリティチェックや荷物のチェックインなど面倒な手続きもないため、多少時間はかかっても、新幹線を利用する人は増加傾向にあります。

ただ、頭痛持ちの人が新幹線を利用する場合は、座る席の位置に注意してください。

頭痛持ちの人にオススメの席は、通路側の席です。

車窓からの移りゆく風景を楽しみたいと、窓際の席に座って一定間隔で飛ぶように過ぎて行く電柱をボーッと眺めていると、頭痛やめまいを引き起こしやすくなるのです。

片頭痛持ちの人は、脳の後ろにある視覚野が過敏なため、一定周期の動きに過剰に反応しやすいのです。

催眠術を行う際に、一定周期の振り子を用いるのもこのことに関係しています。

どちらかというと女性のほうが催眠術にかかりやすいのは、頭痛持ちが女性に多いことと関連があるのかもしれません。

また、新幹線同士がすれ違う際や高速でトンネルに入る際に、窓から受ける瞬間の圧力を経験されている方も多いと思います。

この圧力差に脳が反応して、一瞬の頭痛を引き起こすことがあります。

ですから、頭痛持ちの人は、窓際の席は他の人に譲り、通路側の席に座るようにしてください。

どうしても窓際に座ることになった場合は、せめて外の景色を眺めないよう心がけましょう。

●ポイント:窓際の席は、景色の変化や圧力差に要注意

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清水俊彦(しみず・としひこ) [東京女子医科大学 頭痛外来]

東京女子医科大学大学院修了。医学博士。日本脳神経外科学会認定医。日本頭痛学会幹事、監事を歴任。現同学会認定指導医。東京女子医科大学脳神経外科(頭痛外来)客員教授。獨協医科大学神経内科学講座臨床准教授。 1日に約200人(月間6000人)の患者を診る頭痛治療の第一人者。TV番組「ガッテン!」(NHK)、「たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学」(朝日放送)、「林修の今でしょ!講座」(テレビ朝日)などでも知られ、他の病院で治らない頭痛患者が全国から集まる。TV・雑誌等で精力的に頭痛解消の啓発を行うほか、慢性頭痛に悩む患者とその家族の会である「全国慢性頭痛友の会」の顧問も務めた。一般社団法人グリーフケアパートナー理事。著書は、『頭痛女子のトリセツ』『Dr.クロワッサン 頭痛に負けない暮らし方』 (ともにマガジンハウス)、『脳は悲鳴を上げている』(講談社+α新書)ほか多数。


頭痛は消える。

慢性的な頭痛に悩まされている日本人は約4000万人。そのうち、約2000万人以上が緊張型頭痛に、約840万人が片頭痛に悩まされている。ところが皆さん、多忙のために、医療機関を受診する時間もなく、日々、頭痛と闘いながら仕事や家事をこなしているのが現状。そんな頭痛持ちの人たちのために、暮らしの中で「頭痛を消す」「頭痛を起こさない」58の習慣を紹介する。

「頭痛は消える。」

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