「いい会議」の主宰者に必要な4つの技術会議を活性化させるためには進行役の技術が必要です

 みなさん、こんにちは。澤です。

 前回は会議についてお伝えさせていただきました。おかげさまで数多くのフィードバックをいただきました。

 「まさにうちの会議のことを言っている!」
 「これは上司に見せたい!」
 「明日から決める会議をしよう…」

 という課題を共有くださるコメントから、

 「うちは毎回決める会議してるなぁ」
 「へー、日本企業ってそういうカルチャーなんだ」
 「わたしはぜーったいそんな会議無理…」

 という恵まれた環境にいる人のコメントまで。

 たくさんの人の視点を教えていただき、私自身も多くの学びを得ることができました。

 今回もテーマは「会議」にします。みなさんが会議のオーナーになったらとき何をすれば「いい会議」を作ることができるのか、一緒に考えていきたいと思います。

参加者の発言を増やすため
まずはアジェンダを考える

 まず、いい会議をするならアジェンダが必須です。そして、そのアジェンダは前もって共有されているとより効果的です。

 会議の場になってから「えー、本日の議題はですね…」となると、参加者はそこから会議のために脳をウォーミングアップして考える準備を始めることになります。

 アジェンダを理解し、自分ができることを考え、発言内容をまとめて…という思考のために参加者全員の脳を使うのは、「時間と空間を共有するコスト」を有効活用できていない状態といえます。

 ましてや、その議題を話し合うための報告や連絡が含まれていた場合、参加者が「単に聞いているだけ」の状態が長く続くことになります。