中国の女性用下着“4兆円”市場で3ブランド展開へ!
2011年売上目標は対前年3倍以上という野心的計画を描く

現在の組織体制(2009年12月)は、管理7人、商品部(企画、生産)10人、マーケティング5人、デザイン10人、サイト運営4人、IT関連13人、コールセンター25名、物流系50名で、総勢130名程度。

 LAMIUの主戦場である中国の女性下着市場は、中国全体で約3000億元(約4.2兆円)市場と言われる。その中で単価250元(約3200円)以上のブラジャーを扱った中高級市場は150億元程度と言われ、市場全体のわずか5%程度だ。

 中国で最大規模の売上を誇るブランド「AIMER(愛慕)」で年商20億元程度と言われているので、まだまだ突出した競合プレイヤーがいない状況だ。中国の経済成長と共に、LAMIUがシェアを拡大するチャンスは大いにあるマーケットだと言える。そのため、設立4年目を迎えるLAMIUは、ブランドの再構築を考えている。

 これまで「LAMIU」単一ブランドでの展開だったが、サブ・ブランドを2つ増やし、3ブランド体制とすることで、価格帯を広げる計画だ。具体的には、「LAMIU」は100~200元単価のミドルブランドとして、100元以下の下位ブランド「PinkMiu」と、200元以上の上位ブランドを投入することで、売上向上を目指すことを予定している。

自社運営のコールセンター。チャット対応は行っていない。

 LAMIUは中国市場の成長スピードにフォローアップしていくため、2011年通期売上で、約5億元を予定している。これは、対前年比で3倍以上の野心的な売上計画である。上海への店舗展開や、3ブランド戦略なども実行に移す今年度は、これまで以上にやるべきことの多い年になるだろう。

 インタビューの後、金津氏の御好意で、董氏やLAMIU関係者の会食に同席させて頂いた。その中で、CEO董氏の「今は中国市場のスピードに合わせて、自分達のポジションを取っていくことが重要。運営面など経営上困難はいくらでも想定されるが、それは走りながら考える」というコメントは、非常に印象的だった。

 どんなに優秀な経営陣や資金が集まっても、最後は事業をやり抜こうとする組織の意志や行動力が重要だ。LAMIUは、これからの事業拡大に組織として対応していくため、今年は300名体制を視野に入れて体制作りを進めている。