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中国ECビジネスレポート 齋藤 勉

日本企業も顔負けの顧客第一主義と従業員重視
タオバオ最大級の化粧品専門ショップ
「心藍T透」の創業者夫婦が語る中国EC成功秘話

齋藤 勉 [株式会社アジアコープ代表取締役]
【第3回】 2010年12月16日
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 中国ECの売れ筋商品として、「アパレル」「日用雑貨」「携帯電話」「書籍・DVD」等と並んで、市場を牽引しているのが「化粧品」カテゴリーと言われる。

 この化粧品カテゴリー、タオバオの2010年4~6月期の売上実績に拠ると、約39億元(約500億円)の取引実績がある。実績データを詳しく見ると、購入者の75%は女性で、平均単価は210元、購入商品の75%はスキンケア関連が占めている。

「心藍T透」のTOPページ

 年齢分布では、全体の40%を25歳~29歳、次いで20%を30歳~34歳が占める。一般的に若年層・低購買単価と言われる中国ECユーザーと比較して、化粧品の購買層は購買単価も年齢分布も少し高い傾向がある。

 一方、化粧品を扱う店舗は、海外ブランドの新規参入も増加傾向で、並行輸入品、偽物商品を扱う店舗も多いので、玉石混交で競争の激しいカテゴリーと言える。

 このような化粧品カテゴリーの中で、タオバオのCtoCショップとして、第3位の売上規模を誇るのが、「心藍T透」だ。経営者は26歳の夫婦。2人は大学在学中からタオバオでの店舗運営を始め、2006年に大学を卒業、2009年に結婚。二人三脚で店舗を運営してきた。

 今回は、月商1500万元(約1.8億円)、取り扱いアイテム数6000件、スタッフ100名を率いるタオバオ上でも有名なEC事業者「心藍T透」を訪問し、経営者夫妻の朱氏と沈氏に、これまでの経緯や運営状況、展望などについて聞いた。

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齋藤 勉 [株式会社アジアコープ代表取締役]

株式会社アジアコープ代表取締役。千葉県出身。03年より上海にて現地の日系広告会社の現地代表として勤務し、現地日本語フリーマガジン「コンシェルジュ上海」や複数の中国関連媒体の立上げに携わる。09年に帰国、株式会社アジアコープを設立し、主にECを活用した日本企業の中国進出支援業務を推進中。⇒執筆者へのメールはこちら 連載協力:上海TU(上海斉優商務諮詢有限公司

 


中国ECビジネスレポート 齋藤 勉

中国ECビジネスの最新情報をレポート。中国現地でECビジネスを実践する上で価値のある情報に主眼に置き、淘宝网(タオバオ)の運営ノウハウや最新トレンド、中国IT・ネット広告の動向、現地EC事業者へのインタビュー、成功事例等をお伝えします。※連載協力:上海TU

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