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ホリエモンに学ぶ好きなことだけで生計を立てる術

『99%の会社はいらない』

flier
【第22回】 2016年11月28日
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Photo by Ryosuke Shimizu

要約者レビュー

『99%の会社はいらない』
堀江貴文
208ページ
ベストセラーズ
780円(税別)

 「体調が悪くても出社する」、「毎週の会議は決まりだから出席している」、「残業が常態化している」。一つでも当てはまる人は、本書を開いていただきたい。

 「99%の会社はいらない」。度肝を抜かされるタイトルには、著者、堀江氏の「会社に勤めて人生を楽しんでいる人は1%程度にすぎない」という考えが込められているという。会社員の多くは、自分が望んで決めたのではない「他人の時間」を生きているのが現状だ。苦しい忙しさを楽しい忙しさに変えるには、会社に縛られないことが大事だと堀江氏は強調する。会社に属さず「自分の時間」を生きれば、人生の幸福度は高まっていく。

 「多様な働き方」が提唱されて久しいが、それでもなお「会社に入れば安泰」と心のどこかで信じている人は少なくないだろう。堀江氏は、スペシャリストを求めつつ、ジェネラリストを育てようとするなど、日本企業特有の矛盾を明らかにしていく。そのうえで、「遊びが仕事になる時代」の萌芽となる興味深い動向を紹介してくれる。

 本書には、面倒な仕事を最適化する方法や、仕事をエンターテインメントにし、他者と差別化する方法など、示唆に富むトピックがいくつも散りばめられている。通勤電車に揺られながら「このままでいいのかな?」という思いがよぎる。そんな経験を持つ読者は、堀江氏からこれからのビジネスをつくる「遊びの達人」になる秘訣を学んでみてはいかがだろうか。見える景色がガラッと変わってくることだろう。 (松尾 美里)

本書の要点

・会社という仕組みは無駄なものだらけだ。自分で望んで決めたのではない「他人の時間」を生きていると、人生の満足度が下がってしまう。
・AIやロボットなどのツールを駆使し、仕事の最適化を図ることで、より多くの時間を好きなことに費やせる。今後は「遊び」や熱中できることが仕事になる。
・仕事を最大の娯楽ととらえて行動する人生こそ、幸せな人生である。好きなことを武器にニッチの分野を攻め、「マイナー&高収入」を実現するのが理想的だ。

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