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会話もメールも英語は3語で伝わります
【第16回】 2016年12月5日
著者・コラム紹介バックナンバー
中山裕木子

「短い」英語が知的でスマート!
明快な印象を生む「5つの便利動詞」

短く端的に表現できる便利な動詞を5つご紹介します。文章が短くなるのに加えて、明快で知的な印象を与えることができます。

「伝わる英語は、やさしい英語」をモットーとし、最新刊『会話もメールも 英語は3語で伝わります』の著者である中山氏に、その詳細を語ってもらいます。

あなたの英語が変わる便利な動詞

 短く端的に表現できる便利な動詞を、「3語の英語」を使って2種類ご紹介します。
※「3語の英語」とは?
―日本人の英語は「長くて、難しい」3語でしっかり伝わりますー
(http://diamond.jp/articles/-/104367)

中山裕木子
(なかやま・ゆきこ)

株式会社ユー・イングリッシュ 代表取締役。公益社団法人日本工業英語協会 専任講師。1997年より企業で技術分野の日英翻訳に従事。2000年、特許事務所で電子・電気、機械の特許明細書の日英翻訳を開始し、テクニカルライティングに出会う。特殊で難解な特許の英語であっても、平易に表現できないかと模索を始める。2001年に工業英検1級取得。首位合格により文部科学大臣賞を受賞。2004年、フリーランス特許翻訳者になる。同時に、公益社団法人日本工業英語協会の専任講師に就任し、企業や大学の理工系研究者に対し、技術英語・特許英語の指導を始める。2014年4月、技術英語を専門とする翻訳と教育の会社、株式会社ユー・イングリッシュ設立。高品質の技術翻訳サービスと技術英語指導サービスの提供により、日本企業や大学における技術系英文の品質向上に尽力する。「伝わる英語を身につける」をモットーに、京都大学、名古屋大学、同志社大学などにて、非常勤講師として、大学生の英語力を日々高めている。著書に『技術系英文ライティング教本』(日本工業英語協会)、『外国出願のための特許翻訳英文作成教本』(丸善出版)がある

 1つはout で始まる動詞で、「勝る」「超える」という意味のoutnumber、outweigh、outperformの3つです。

 もう1つはdouble、triple で、「2倍にする」「3倍にする」を表します。

<outnumber:「数」が勝る>

 「ノンネイティブの数は、ネイティブよりも多い」
The number of nonnatives is greater than the number of natives.

Nonnatives outnumber natives.

 「out + number」で「数が勝る」を表す。動詞1語で明快に伝えることができます。

<outweigh:「重み」が勝る>

 「メリットがデメリットよりも大きい」
The merits are greater than the demerits.

The merits outweigh the demerits.

 「out + weigh」で、「重みが勝る」を表します。この明快な動詞により、英文が引き締まります。

<outperform:「パフォーマンス」が勝る>

 「小さな企業が競合大手よりも良い業績を上げることがある」
Small companies can achieve better performance than their giant competitors.

Small companies can outperform their giant competitors.

 「out + perform」で、「パフォーマンスが勝る」を表します。短く表すことができ、主語と目的語だけで簡単に使えます。

<double、triple:2倍にする[3倍にする]>

 「ビルのオーナーが賃料を2倍に増やした」
The building owner increased the office rent twice.

The building owner doubled the office rent.

 「会社の売り上げが2000年以降3倍に上がった」
The company has increased its sales three times since 2000.

The company has tripled its sales since 2000.

 「2倍」「3倍」を表すdouble, tripleも便利です。文が引き締まり、明快な印象を与えることができます。

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中山裕木子 (なかやま・ゆきこ)

株式会社ユー・イングリッシュ 代表取締役。公益社団法人日本工業英語協会 専任講師。 1997年より企業で技術分野の日英翻訳に従事。2000年、特許事務所で電子・電気、機械の特許明細書の日英翻訳を開始し、テクニカルライティングに出会う。特殊で難解な特許の英語であっても、平易に表現できないかと模索を始める。2001年に工業英検1 級取得。首位合格により文部科学大臣賞を受賞。
2004年、フリーランス特許翻訳者になる。同時に、公益社団法人日本工業英語協会の専任講師に就任し、企業や大学の理工系研究者に対し、技術英語・特許英語の指導を始める。2014年4 月、技術英語を専門とする翻訳と教育の会社、株式会社ユー・イングリッシュ設立。高品質の技術翻訳サービスと技術英語指導サービスの提供により、日本企業や大学における技術系英文の品質向上に尽力する。
「伝わる英語を身につける」をモットーに、京都大学、名古屋大学、同志社大学などにて、非常勤講師として、大学生の英語力を日々高めている。著書に『技術系英文ライティング教本』(日本工業英語協会)、『外国出願のための特許翻訳英文作成教本』(丸善出版)がある。


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