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三谷流構造的やわらか発想法

空気はなぜ透明か、から始めよう

三谷宏治 [K.I.T.虎ノ門大学院主任教授]
【第1講】 2011年2月8日
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純粋発想法批判…

 DIAMOND onlineでの初原稿です。ちょっと緊張しています。でも、気楽にいきましょう。なにせ「三谷流」と銘打ってしまったので、コワイものはありません。

 ドラッカー流と言ったら、斯界の権威たちの批判に耐えなくてはいけません。KJ法とか言ったら、もっと大変です。

 その発想法は「検証済みか」「統計的に有意か」「新規性は十分か」等々、大変厳しい諮問を受けることになるでしょう。方法論とは、本来「その通りやったら必ずちゃんと成果が出る」ものをそう呼びます。

 だから、こういう批評は学問的には間違っていません。

 でも、ビジネス的には間違っています。統計的に有意な戦略なんて、定義により無価値ですし、統計的に正しい発想法なんてあるわけがありません。

 考えてみてください。発想法ってなんのために存在するのでしょう?

 そう、新しい発想を得るためです。ヒトと違うアイデアや答えを出すためです。

 これまでと違うものを生み出そうというのに、旧来と同じやり方をして出来るでしょうか? 発想に「普遍性」や「高確率」を求めるなんてそもそも矛盾しているのです。発想法も、然り。

 だから、三谷流、と割り切りました。

 このコラムで紹介するやり方が、読者のみなさん全員に適応できるかは、わかりません。この発想「法」が、どんな場合にも当てはまるかは、わかりません。

 でも少なくとも、私はこれで、やれてきました。数十というクライアント相手に20年弱、戦略コンサルティングを行い、のべ数千人に上る受講生相手に研修や授業を行ってきました。

 だから、(ちょっとだけ)自信をもってオススメします。

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三谷宏治 [K.I.T.虎ノ門大学院主任教授]

1964年大阪生まれ、福井育ち。小1のとき読書と読みかじりを人に教える快感に目覚め、駿台予備校では教えることの技術に衝撃を受ける。東京大学 理学部物理学科卒業後19年半、BCG、アクセンチュアで戦略コンサルタントとして働く。2003年から06年までアクセンチュア 戦略グループ統括。途中、INSEADでMBA修了。
2006年から教育の世界に転じ、社会人教育と同時に、子どもたち・親たち・教員向けの授業や講演に全国を飛び回る。「決める力」「発想力」と「生きる力」をテーマに毎年8000人以上と接している。現在K.I.T.(金沢工業大学)虎ノ門大学院 主任教授(MBAプログラム)の他に、早稲田大学ビジネススクール、グロービス経営大学院、女子栄養大学で客員教授、放課後NPO アフタースクール及びNPO法人 3keys 理事を務める。永平寺ふるさと大使。
著書多数。『一瞬で大切なことを伝える技術』(かんき出版)は啓文堂書店2012ビジネス書大賞、『経営戦略全史』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)はダイヤモンドHBRベスト経営書2013第1位、ビジネス書大賞2014大賞、『ビジネスモデル全史』(同)はHBRベスト経営書2014第1位となった。
HPは www.mitani3.com

 

 


三谷流構造的やわらか発想法

発想法ってなんのために存在するのでしょう? ヒトと違うアイデアや答えを出すためです。統計的に有意な戦略なんて、定義により無価値ですし、統計的に正しい発想法なんてあるわけがありません。発想に「普遍性」や「高確率」を求めるなんてそもそも矛盾しているのです。発想法も、然り。これまでと違うものを生み出すには、新しい発想法がいま求められているのです。

「三谷流構造的やわらか発想法」

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