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実例で知る! 他人事ではない「男の離婚」 露木幸彦

準強姦事件、8人の被害経緯に学ぶ「お酒と油断」の危険性(下)

露木幸彦 [露木行政書士事務所代表]
【第45回】 2016年12月24日
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>>(上)より続く

 そして店外から「着いたから取りに来て」とLINEをしたのですが、友人Aは「店の中に来てよ」と返事をしてきたので仕方なく店内に入りました。店中には友人Aと、もう1人の同級生(Bとします)がいました。特に私は二人の会話に入ることはなく、お茶だけをもらったのですが、二人の間で「二軒目に行こう!」と盛り上がってしまい…。

 一軒目の居酒屋から二軒目のスナックまで距離があったので、私の車に2人を乗せて移動することに。2人をスナックまで送り届けて、そのまま帰ればいいと思っていたのですが、結局、断り切れず、二軒目で一緒に付き合わされてしまい…深夜の1時頃、スナックを出ました。Aは私と仲が良かったので、運転代行を頼んで、その車で家まで送っていく形に。一方、Bは「タクシーで帰る」と言っていたのにAが「どうせなら一緒に乗っていけばいいよ」と引き止め、結局、2人とも送っていくことに。

 Bは最近、離婚したばかりで、立派な家に犬と暮らしており、AもBの家に行くには初めてだったそう。Bの家に着くと、Bは「誰もいないから(家の中を)見ていくか」とAに話していたのですが、私は初対面の人の家に上がるのも気が引けるので「車の中で待っている」と断りました。しかし、「上がっていきなよ」としつこく誘われたので、断り続けるのが難しくなり、Bの家に入らざるを得なくなりました。

 私はリビングで犬と遊んでいたのですが、しばらくしてAが寝てしまいました。そうしたらBが私を引っ張り寄せ、キスをしてきたので「やめてください!」と抵抗したのですが、そのままリビングから寝室へ力ずくで連れ込まれ、寝室のドアに鍵をかけられ、ベッドの上に押し倒されました。一瞬の隙を見てリビングに逃げようとしたのですが、腕を捕まれ、抱えられ、またベッドの上に。最後(姦淫行為)までさせられ、地獄のようでした。

 すべてが終わってBが果てると、私は急いでAを叩き起こしてBの家から出ました。その後私が急に泣き出してしまったので、Aも異変に気づいたようで「寝ている間に何かあったのか」と聞いてきました。私は最初、「何も(なかった)」と隠そうとしたのですが、隠しきれなくなり、すべてをAに打ち明けました。Aは「忘れた方がいい」と私の頭を撫でてくれたのですが、私の時間はあの日から止まったままです。

大学の後輩とラブホへ
行ってしまったのは自分だが…

 F.大学の後輩
 1.26歳 2.100万円 3.1000万円 4.なし 5.20万円

 大学時代の後輩(男性)に「飲みに行こう!」と誘われました。最初は居酒屋でビールを飲んで楽しんでいたのですが、次はカラオケに移動し、焼酎を飲んでかなり盛り上りました。そうしたら彼も酔っていたのですが、私はそれ以上に酔っぱらってしまったようで、その場の「ノリ」でしょうか。彼と一緒にラブホテルに行くことを断り切れず、セックスをしちゃいました。 

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露木幸彦[露木行政書士事務所代表]

つゆき・ゆきひこ/行政書士、フィナンシャルプランナー。1980年生まれ。国学院大学卒。男性の離婚相談に特化した行政書士事務所を開業し、開業から6年間で有料相談件数7000件、法律文書作成900件を達成。公式サイトは1日訪問者3300人、会員数は1万3000人と、業界では最大規模にまで成長させる。2008年よりドコモ、au、ソフトバンクの公式サイトで法律監修を担当。四半期に一度、大相談会を開催している。主な著書に『結婚貧乏~結婚してはいけない人を避ける方法』(中央公論新社)、『離婚のことばハンドブック~今すぐ解決したい人のキーワード152』(小学館)、『男のための最強離婚術』『男の離婚 賢く有利に別れるための6つの成功法則』(共にメタモル出版)などがある


実例で知る! 他人事ではない「男の離婚」 露木幸彦

昨今の離婚事情は複雑化している。夫が借金、浮気、暴力を繰り返して妻に愛想を尽かされるという「昭和型離婚」ばかりでなく、足もとでは「草食系離婚」も急増している。妻が多重債務、不倫、ヒステリーなどを繰り返し、真面目で優しい夫がそれに絶えられなくなって離婚を決意するというパターンだ。そうしたなか、離婚トラブルで悩み悶える男性が増えている。一度離婚トラブルに発展すると、男性は多くの精神的・物理的な負担を強いられる。到底納得できない理不尽な離婚トラブルに意図せず巻き込まれた場合に備えて、普段から対処法を考えておくことは必要だ。「男性の離婚相談」に特化し、数多くの相談実績を誇る行政書士の露木幸彦氏が、毎回実例を挙げながら、男性が陥り易い離婚トラブルへの対処法を指南する。読まずに泣くか、読んで笑うか――。現在離婚トラブルで悩んでいる人もそうでない人も、「他人事ではない男の離婚」について考えるための参考にしてほしい。

「実例で知る! 他人事ではない「男の離婚」 露木幸彦」

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