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残業を減らしたければ部下の「頑張る姿」を評価するな

安藤広大 [識学代表取締役社長]
2017年1月11日
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 これでは、そもそも「時間短縮」は起きようがありません。自分のペースで、「期限の目標」もないまま、集中力の低い状態で仕事を進めてしまいます。

部下が提示する「期限」を
「疑う」ことも大切

 部下が提示してきた「期限」、部下が認識している「必要な時間」を「疑う」ことも大切です。

 例えば、部下と次のようなやりとりをしていないのでしょうか。

 「この仕事どれくらいでできる?」
 「大体1時間くらいで、できそうです」
 「そうか、じゃあ1時間でやってくれ」

 「これ、2時間でやってくれ」
 「いや、2時間は難しいです。3時間はかかります」
 「じゃあ、3時間で」

 これでは、「時間短縮」は起きにくいでしょう。それぞれに持っている「時間に対する感覚」はバラバラです。部下が持っている時間の感覚に合わせて、管理者が期限設定をしてしまっては、部下の時間に対する感覚が鋭くなることはありません。つまり、「時間短縮」ができることはないのです。

 上司は、

 ◎必ず、指示に期限を設定すること
 ◎期限は、部下の認識している期限より少しでも手前に設定すること

 を心がけてください。

 「期限設定するだけで、仕事の時間が短くなるわけない」

 そんな声が聞こえてきそうです。

 でも、これで必ず短くなります。しかし、まだ不十分であるのも事実です。

 「期限を意識して、できる限り、早く仕事を終わらせようとはしているが、なかなか上手くいかない」

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安藤広大 [識学代表取締役社長]

あんどう・こうだい/株式会社識学 代表取締役社長。1979年、大阪府生まれ。2002年、早稲田大学卒業。同年、株式会社NTTドコモ入社後、2006年ジェイコムホールディングス株式会社入社。主要子会社のジェイコム株式会社にて取締役営業副本部長等を歴任。2013年、「識学」と出会い独立。識学講師として数々の企業の業績アップに寄与。2015年、識学を1日でも早く社会に広めるために、株式会社識学を設立。

 


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