ダイヤモンド社のビジネス情報サイト
「事例広告」の方法
【第3回】 2011年3月7日
著者・コラム紹介バックナンバー
村中明彦 [株式会社カスタマワイズ代表]

特殊な商品は専門用語を使った方が売れる?
「物見」(ものみ)という言葉を見つけて
受注を3倍にした剣道防具ネットショップ

1
nextpage

「なるべく易しいことばを使いましょう」
とはよく言われることだけれど…

 「なるべく専門用語を使わないように、小学生でも分かるようなことばで書きましょう」。

 製品パンフレットやホームページの商品説明を書くためのノウハウとして、よく言われることです。

 しかし、業種によっては、一般の人が知らない専門用語を使った方が、売上げが上がることがあります。今回は、「物見」(ものみ)という特殊用語を使って、受注を3倍にしたネットショップの実例を見ていくことにしましょう。

「物見」というひとことが
剣道愛好家のハートをわしづかみに!

 「既製品では合わなかった物見が
オーダーメイドでピシャリと合いました」

 これは、剣道防具ネットショップ「ケンプロ」の事例広告で使われたキャッチコピーです(写真参照)。これをホームページに載せたところ、その後1週間の注文数がふだんの3倍に。どうやら「物見が合う」という言葉が、剣道好きのハートをわしづかみにしたようでした。

 この「物見」とは何なのかというと、面の前についている鉄の横棒の、棒と棒の間のことです。その隙間から対戦相手を見るので「物見」といいます。実はこの物見が合っているかどうかは、剣道が強くなれるかどうかに関わる重大事なのです。

 物見が合わない防具をつけていると、鉄の横棒が視界をふさぐことになり、それでは相手がよく見えないので、首を前か後ろかに傾けて視界を調整しなければいけません。そんな悪い姿勢では、剣が乱れます。そこで「強くなりたければ、防具の物見を合わせろ」ということになります。

1
nextpage
スペシャル・インフォメーションPR
ダイヤモンド・オンライン 関連記事
まいにち小鍋

まいにち小鍋

小田真規子 著

定価(税込):本体1,100円+税   発行年月:2016年11月

<内容紹介>
簡単で安くて、ヘルシー。ポッカポカの湯気で、すぐにホッコリ幸せ。おひとりさまから共働きのご夫婦までとっても便利な、毎日食べても全然飽きない1〜2人前の小鍋レシピ集!「定番鍋」にひと手間かけた「激うま鍋」。元気回復やダイエットに効く「薬膳鍋」や、晩酌を楽しみたい方に嬉しい「おつまみ鍋」など盛り沢山!

本を購入する
著者セミナー・予定
(POSデータ調べ、11/20~11/26)


注目のトピックスPR


村中明彦 [株式会社カスタマワイズ代表]

 

日本初の「事例広告(顧客事例)」の制作、コンサルティング会社を経営。「商品の価値を本当に説明できるのは、売った人ではなく買った人」を信条に、エンドユーザーにインタビューしそれを営業ツールにまとめるメソッドを確立。「客単価5倍」「事例広告をホームページに掲載しただけで2200万円の売上げ増」「取引先の社長の前で事例を朗読しただけで3000万円受注」、などの成果をクライアントにもたらす。独立前は、外資系大手ソフトウェア会社に勤務。従来は個人向けビジネスでしか使えないと言われていた「お客様の声」を法人営業に応用、不振商品を短期間で15億円のヒット商品に変身させた。現在のクライアントは、地場のカニ卸企業から一部上場企業まで多岐にわたる。
公式サイト

http://www.customerwise.jp


ブログ

http://blog.customerwise.net

 

 


「事例広告」の方法

今、ビジネスマンは目に見えるモノよりは、目に見えないサービス、説明しにくい付加価値を売って生きている。この連載では、これまで誰も語らなかった、「目に見えない商品を売りまくる方法」を、『事例広告』という切り口を通じて紹介していく。

「「事例広告」の方法」

⇒バックナンバー一覧