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地銀「県内合併元年」が三重で幕開け、次の注目は長崎へ

週刊ダイヤモンド編集部
2017年1月17日
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 銀行の「県内合併元年」と呼ぶにふさわしい幕開けとなった。新年が明けて間もない1月5日、三重県の地方銀行同士である三重銀行と第三銀行が経営統合に向けて交渉中であることが明らかになったのだ。

新年早々、同じ三重県内の銀行同士による経営統合に向けて交渉中であることが明らかになった、三重銀行(左)と第三銀行(右) Photo:JIJI

 事情に詳しい関係者によれば、三重銀行の渡辺三憲頭取と第三銀行の岩間弘頭取の会合が統合交渉の出発点になったという。

 ただ、2人の銀行員人生は大きく異なる。岩間頭取は第三銀行一筋で頭取まで上り詰めた。一方、渡辺頭取は旧住友銀行(現三井住友銀行)に入行し、2011年に専務に昇格。その後、13年に三重銀行に転じ、15年に頭取となった。つまり、同じ県内の銀行員として交流を深めてきた仲ではない。

 また、2行は第一・第二地銀というルーツが異なる銀行同士の組み合わせで、救済以外では珍しい。

 そうした事情があるにもかかわらず、今回の統合交渉は「昨年の秋ごろに頭取同士が意気投合して話が動きだし、そこから部長級以上のごく限られたメンバーによって、かなりのスピードで進められてきた」(前出の関係者)という。

 その理由の一つとして、最近の地銀再編事例と同様に、頭取同士が同窓かつ同年代だったことが信頼関係の醸成に寄与したのではないかとみられる。2人は共に名古屋大学経済学部を卒業し、入行年次は渡辺頭取が1978(昭和53)年、岩間頭取は77(昭和52)年と1年違い。年齢は同じだ。

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