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銅相場足元は回復基調も供給過剰続き変動幅が拡大

芥田知至 [三菱UFJリサーチ&コンサルティング調査部主任研究員]
2017年2月6日
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 世界景気の先行指標として注目されることも多い銅相場は、高値警戒感があるものの、底堅く推移している。

 銅相場は、2011年に1トン当たり1万0190ドルの高値を付けた後、下落基調で推移し、16年1月には4318ドルの安値を付けた。その後、低迷が続いたが、10月終盤から急騰し、11月には6000ドル台に乗せた。12月後半には5500ドル割れまで下落したものの、17年1月後半には再び6000ドル近くまで上昇している。

 昨年10月までは、銅相場は低迷を続けるとの見方が支配的だった。中国の銅需要の鈍化や高水準の在庫といった需給の緩みから、上値は追いにくいとみられていた。

 ところが、その後、相場が急騰した。中国景気持ち直しが銅需要を喚起するとの観測が出始めたところに、米大統領選挙でトランプ氏が勝利し、インフラ投資や減税による需要増も連想されたためだ。

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