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『週刊ダイヤモンド』特別レポート

小泉進次郎が農政改革の「骨抜き」批判に大反論

週刊ダイヤモンド2017月2月18日号特集「儲かる農業」より

週刊ダイヤモンド編集部
2017年2月16日
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「農業を儲かる産業へ変える」と宣言して農政改革を主導してきた小泉進次郎・自民党農林部会長。だが、昨年11月に政府がまとめた「農林水産業骨太方針」では、守旧派の抵抗に遭い、改革が一歩後退したように見える。農政改革は「骨抜き」になってしまったのか。小泉農林部会長を直撃した。(週刊ダイヤモンド2017月2月18日号特集「儲かる農業」より)

農業人材の新陳代謝と
国際認証を同時に進める

──ちょうど1年前の本誌インタビュー(ダイジェスト版はこちら)では、自民党農林部会長として農政改革にどのように挑むのか、意気込みについて語っていただきました。その際に、小泉議員は、三つの公約【(1)補助金漬け農政とは決別する、(2)農協改革の手綱を緩めない、(3)生産者起点から消費者起点へ転換し、世界で稼ぐ体制を構築する】を掲げています。それぞれの改革の手応えはいかがですか。

Photo by Masato Kato

 そうですね。僕の実感では、農業者の意識が本当に変わってきたなと感じています。

 僕の地元、神奈川県三浦市の農家さんと話すとね。開口一番で、「おい、進ちゃん、肥料が安くなったぞ」って言ってくる。こんな声が聞かれたことはこれまでなかったよね。そして、彼はなんて言ったと思います? 「次は、段ボール(の値下げ)をよろしく」って言っていた。僕によろしくねと言うのではなくて、農業者の皆さんが農協に対して、「高いものは高い」とちゃんと言わなきゃ駄目ですよね。

 でも、農家さんの口から資材やコストの話が出るなんてね。こんな会話が自然にできるようになったことに、農政改革の手応えを強く感じています。

 改革のフェーズは、公約(1)の政治、公約(2)の農業団体まで進みましたが、最終的には、農家自身が改革を求めていく世界にならないといけません。そうした意味で、公約(3)生産者が世界で稼ぐ体制の構築はまだ道半ばです。

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