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あきらめるな! 震災二日目から被災地に入った元暴走族社長の支援日誌
【第2回】 2011年4月14日
著者・コラム紹介バックナンバー
加藤秀視 [Japan元気塾塾長]

緊急車両4台で片道4時間、
石巻市へラーメン5000食、米900キロの炊き出しに

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Japan元気塾塾長・加藤秀視の被災地支援日誌。仙台空港からいったん戻ってツイッター、フェイスブック、メールで各地の仲間に呼びかけると、続々支援物資が集まり、4トントラック4台に。物資が足りない避難所の情報をツイッターで得て、駆けつける。

石巻から気仙沼に北上、
現実とは思えない壊滅状況……

■3月17日
  日付が16日から17日に変わるころ栃木を出発、今回は緊急車両4台で高速道路を北上、福島西インターで被災者のために炊き出しをしている仲間に燃料を分けた後、宮城県の東松島赤井小学校、石巻湊小学校を目指す。

 17日朝、吹雪の中を松島に到着、赤井小学校に食料、水等の物資の支援完了、次に石巻湊小学校と付近の集落で3000食の食料、水等の支援を完了した。石巻の公共施設や法務局などにも支援物資を届けることができた。

 さらに気仙沼まで北上したが、石巻、気仙沼付近は壊滅状態、現実とは思えないような光景だ。映像でしか見たことがないが、原爆後の広島、東京大空襲の後の東京のようだ。水も食料も圧倒的に足りない。ツイッターとメールマガジンでさらに支援物資を募り、17日夜、栃木への帰路につく。

 被災地を後にすると、今日の出来事が甦る……汚れた服のまま嬉しそうに笑う子どもたちの笑顔と泣き顔、おじぃやおばぁの励ましあうやりとり。支援物資を渡すと、水1本で「ありがとう」と涙を流しながら喜んでくれた。日光から石巻まで高速道路を使えばわずか4時間、それしか離れてない場所で起きてる深刻すぎる現実……もし自分がそうなったら、俺はどうするんだろう? そんなことを帰りながら考える。

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加藤秀視 [Japan元気塾塾長]

1976年生まれ、栃木県出身。株式会社創栄Group代表取締役、株式会社新明建設会長。
Japan元気塾塾長。青年版国民栄誉賞「人間力大賞」準グランプリ、文部科学大臣・衆議院議長奨励賞受賞。

父親の度重なる虐待を受け少年期を養護施設で過ごした。家庭の寂しさから荒れ、小学生のころからくわえタバコで学校に通い、中学校はバイクで通い暴走族に入る。高校を中退し暴走族のトップから裏社会へ。
22歳のとき、2度目の逮捕をきっかけに起業、その後、友人の死を機に裏社会と決別。
起業家として独自の経営スタイルを持ち、人材育成、青少年の更生活動に情熱を注ぎ、230名を超える若者、親子ともに更生の道へ導いている。その異端児ぶりは国内だけに留まらず、海外からも注目され、講演やメディアに出演の依頼が絶えない。2011年初めに高卒資格をとり、4月から法政大学大学院に在籍。犯罪心理学、政策創造学を専攻。著書に『「親のようにならない」が夢だった』、『だから、自分をあきらめるな!』(いずれもダイヤモンド社)がある。

 


あきらめるな! 震災二日目から被災地に入った元暴走族社長の支援日誌

ツイッターを駆使し、最も必要とされているものを、最も必要としている人々へ届ける!
行動派社会起業家の東日本大震災体当たり支援レポート。
3.11から約1ヵ月間にわたる支援活動の記録を日誌形式で紹介する。

「あきらめるな! 震災二日目から被災地に入った元暴走族社長の支援日誌」

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