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あきらめるな! 震災二日目から被災地に入った元暴走族社長の支援日誌
【第4回】 2011年4月28日
著者・コラム紹介バックナンバー
加藤秀視 [Japan元気塾塾長]

ゲリラ的、かつ継続的な支援へと体制づくり。

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優先順位が過疎地や避難所に行けない在宅避難の方々への支援へと変化していく。刻々と変わる被災地のニーズをきめ細かくリサーチ、ヒアリングすることが大切だ。継続的な支援に向けての体制づくりも始まった。

■3.26
  来週からは中心的な活動地域である石巻、気仙沼にて過疎地、取り残された可能性のある集落、携帯電波の繋がらない地区を重点的に回り、調査班と炊き出し班の仲間たちと1週間泊まり込みで状態を見ながら被災地の方々に僕らがいなくてもできるように食料、道具等々を置いて帰ってこよう。

 現在、被災地によっては震災後に人災が起きている。略奪、レイプ、強盗……たくさんの人達が入り込んでる被災地。自衛隊、警察、行政、被災者の親族・知人、ボランティア団体、その他……誰かわからん? 人々。外国ほどひどい状況ではないんだろうが、この混乱に乗じた犯罪は起こっている。誰だかわかるようにワッペンや身分証を用意するべき。

 汚物処理の問題もある。簡易用のトイレがいっぱいになってしまい、使えない状態に。汚物を新聞紙にくるんで袋に入れ捨てている。その捨てた場所から蛆虫がでてしまっている。トイレを使いたくない女性はトイレを我慢するため、尿道の病気になってしまう方々がいるような状態。昨日、鹿児島から5000万円の支援金があり、バキューム車が20台近く宮城県に入ることになった。

■3.27
  風評被害のあるいわき市に突入したことで、いわき市災害対策本部支援物資集配センターとのパイプラインができた。

 4トントラックに物資を積んで届ける。続々と皆様方から物資と愛と希望と命の源が届いてる……感謝。明日も明後日もいわき市平にトラック1台、いわき市中央に1台、皆々様から預かった大切な物資を運ぶ。

 いわき市の人口34万3008人。4トントラックを毎日走らせても食料、水はなくなっていく。風評被害が早く解消され、物資が食料品店に入荷されればよいのだが……だからといって、黙って見てられない!

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加藤秀視 [Japan元気塾塾長]

1976年生まれ、栃木県出身。株式会社創栄Group代表取締役、株式会社新明建設会長。
Japan元気塾塾長。青年版国民栄誉賞「人間力大賞」準グランプリ、文部科学大臣・衆議院議長奨励賞受賞。

父親の度重なる虐待を受け少年期を養護施設で過ごした。家庭の寂しさから荒れ、小学生のころからくわえタバコで学校に通い、中学校はバイクで通い暴走族に入る。高校を中退し暴走族のトップから裏社会へ。
22歳のとき、2度目の逮捕をきっかけに起業、その後、友人の死を機に裏社会と決別。
起業家として独自の経営スタイルを持ち、人材育成、青少年の更生活動に情熱を注ぎ、230名を超える若者、親子ともに更生の道へ導いている。その異端児ぶりは国内だけに留まらず、海外からも注目され、講演やメディアに出演の依頼が絶えない。2011年初めに高卒資格をとり、4月から法政大学大学院に在籍。犯罪心理学、政策創造学を専攻。著書に『「親のようにならない」が夢だった』、『だから、自分をあきらめるな!』(いずれもダイヤモンド社)がある。

 


あきらめるな! 震災二日目から被災地に入った元暴走族社長の支援日誌

ツイッターを駆使し、最も必要とされているものを、最も必要としている人々へ届ける!
行動派社会起業家の東日本大震災体当たり支援レポート。
3.11から約1ヵ月間にわたる支援活動の記録を日誌形式で紹介する。

「あきらめるな! 震災二日目から被災地に入った元暴走族社長の支援日誌」

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