写真があるかないかで
事例広告はこれだけ違う

 右の画像は剣道防具の事例広告(顧客インタビュー)です。

 ここから、試しに写真を抜き取ると、右下の画像のようになります。

 いかがでしょうか。写真を取ったせいで、リアル感や説得力が大きく減っていることがおわかりいただけると思います。事例広告では、顧客の写真は単なる挿絵ではなく、メインとなる重要な要素です。

 通常の広告は、芸能人やコンピュータグラフィックス、デザインなど「意図的な表現」を使って作りますが、事例広告の場合は、実際に商品を買った顧客へのインタビューと写真という「事実」を素材にして作ります。この「事実を材料にしている」という点が事例広告の強みです。

 顧客の写真を冒頭に置くことで、「商品を買って満足しているお客様が今、たしかにここにいる」という強い存在感が放たれます。そのリアルな存在感は、どんな美麗なデザインにも勝る強い広告メッセージとなります。

 では、それほどに重要な写真を、わたしたちのような、プロカメラマンではない普通の人間がどうすれば上手に撮影できるのか。今回の記事では、そのためのコツ、ツボ、注意点をお話しいたします。