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トクする確定申告・青色申告
【第3回】 2017年2月28日
著者・コラム紹介バックナンバー
(株)ノート・Business Train,税理士・土屋裕昭

税金で今年トクするために
今からできることとは?

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最終回となる今回は税金の支払いは極力少なくして、1円でも多く取り戻すためのポイントを中心に、申告の注意点など総まとめを、大人気の確定申告マニュアル『いちばんわかりやすい確定申告の書き方』、青色申告デビューの定番本である『フリーランス・個人事業の青色申告スタートブック』の執筆陣が解説します。税務署というと怖いイメージがあるかもしれませんが、現実にはかなりフレンドリーです。疑問には親切に答えてくれますし、多少申告に間違えがあっても、嫌な顔をされるようなことはまずありません。まずは本連載を読んで確定申告に挑戦してみませんか?そうすることで、来年はもっと節税などに目を向けられるはずです。

少なく払い、多く取り戻すポイントは、
税金の計算式の中に隠されていた!

 アナタが納めるべく所得税の金額は、連載の1回目と、2回目でも解説したとおり、大雑把に以下のように算出します(このほか復興特別所得税がかかります)

 この計算式を見れば、税金を減らしたり、還付金を増やしたりするためのポイントは明白です。「収入」を計算の起点に、差し引けるものはすべて差し引くことです。つまり、税金でトクをしたければ、「経費や控除として認められるものはもれなく計上する」ことに尽きます。

「もれなく」が難しければ、
タイムパフォーマンスの高いものから

 一方で、「認められるもの」を「もれなく」計上するのは、簡単なことではありません。「経費」や「控除」といっても何種類もありますし、適用条件もさまざまだからです。税金で損をしたくない一心で、「認められないもの」までなんでもかんでも計上してしまうと、今度は「節税」ではなく「脱税」になってしまいます。

本来、税金対策は年度内(平成28年1月1日~12月31日)に行うものです。特に個人事業主の場合、たとえば、今年は儲けが出ているので、この機会にパソコンを買い替えたり、小規模共済(個人事業主のための退職金制度。加入時に1年分の掛金の前払いができ、全額損金にできる)に加入したりするなどして、所得および所得税を減らします。

 ですから、確定申告の期日直前の今、できる税金対策は「もれなく計上する」以外にありません。とはいえ、「もれなく」にこだわり過ぎて、多大な時間や労力を費やすのは考えものです。そのぶん、事業や仕事に支障があるようでは本末転倒だからです。

 そこで次ページでは、あまり労力を必要とせずに、高い効果を得られる控除に絞って、いくつかご紹介します。

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(株)ノート・Business Train

起業・開業・ビジネス分野のコンテンツ制作から支援まで行うエキスパート集団。小さな会社やお店の取材は500件を超え、現場から抽出した実践重視の解説で高い評価を得ている。著書に『いちばんわかりやすい確定申告の書き方』(ダイヤモンド社)、『小さな会社「これが社長の仕事です!」』(実務教育出版)、『はじめてのお店やろうよ!シリーズ』(技術評論社)など多数。問い合わせ先:info@note-tokyo.com


トクする確定申告・青色申告

いよいよ確定申告シーズンが本格化。昨年(2016年)分の申告は、3月15日が締め切り。確定申告と聞いて、「面倒そう」「私には無関係」と思っているアナタは、せっかくノーリスクでお金が手に入るかもしれないチャンスをみすみす逃しているかもしれません。
そもそも個人にとっての確定申告のメインは、多く払い過ぎた税金を取り戻すこと。しっかりと確定申告をして、1円でも多く税金を取り戻したい。また、副業や株で利益が出たなどして支払う場合も、しっかりとした知識で対処して1円でも少なく支払おう。本連載では、初めてでも、1人でもできるカンタンな確定申告と青色申告について、その仕組みと書き方を解説する。

「トクする確定申告・青色申告」

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