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従業員の「危険行動」を「安全行動」に変える仕組みづくりを!
【第3回】 2011年4月20日
著者・コラム紹介バックナンバー
石田 淳 [社団法人行動科学マネジメント研究所所長]

ネット時代のコンプライアンス対策、情報管理にも
BBSを導入せよ

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従業員の「危険行動」を「安全行動」に変えるBBSは、製造現場などの事故に備えるだけでなく、コンプライアンス対策や情報管理にも、大きな成果を上げている。ネットで容易に情報が流せる今だからこそ、不祥事を起こさないための仕組みが重要と説く、石田淳氏に聞く。(インタビュアー:中村富美枝)

一従業員を責めても、事故はなくならない

──コンプライアンス遵守や顧客情報管理は、これからの企業の行方を左右する重大要素ですが、なかなかうまくいかずに苦しんでいるところが多いようですね。

石田 ネット社会になって、誰だって簡単に情報を流すことができる時代ですからね。携帯のカメラや音声記録装置で、こっそりとったデータを流出させることは素人にも充分に可能です。実際に、東京のホテル内レストランのアルバイト従業員が、ツイッターで芸能人のプライベートを暴露するという事件がありました。

──たとえアルバイトとはいえ、顧客情報を流すなど、ホテル従業員の風上にも置けないという気がしますが。

石田 いえいえ、そこにフォーカスしてはいけないんです。ホテル全体の信用を失うような事故はたった一人の従業員の行動から起きるのですが、その従業員を個人攻撃していても事故はなくなりません。そうではなくて、顧客情報を流すことができない仕組みをつくりあげなければなりません。

 たとえばですが、従業員が制服に着替えるときに、携帯電話など、映像や音声を収録できるようなものは、すべてチェックして提出させるというような仕組みですね。罰則も含めて、最初からそういうシステムをつくることが必要です。

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石田 淳 [社団法人行動科学マネジメント研究所所長]

社団法人行動科学マネジメント研究所所長/社団法人組織行動セーフティマネジメント協会代表理事/株式会社ウィルPMインターナショナル代表取締役社長兼最高経営責任者/アメリカの行動分析学会 ABAI(Association for Behavior Analysis International)会員/日本行動分析学会会員/日本ペンクラブ会員/日経BP主催『課長塾』講師
米国のビジネス界で大きな成果を上げる行動分析を基にしたマネジメント手法を日本人に適したものに独自の手法でアレンジ。「行動科学マネジメント」として確立。 その実績が認められ、日本で初めて組織行動の安全保持を目的として設立された社団法人組織行動セーフティマネジメント協会代表理事に就任。 グローバル時代に必須のリスクマネジメントやコンプライアンスにも有効な手法と注目され、講演・セミナーなどを精力的に行う。 趣味はトライアスロン&マラソン。2012年4月にはサハラ砂漠250kmマラソンに挑戦、完走を果たす。 著書に、『教える技術』『図解・教える技術』(かんき出版)、『会社を辞めるのは「あと1年」待ちなさい!』(マガジンハウス)、『組織が大きく変わる最高の報酬』(日本能率協会マネジメントセンター)、『3日で営業組織が劇的に変わる行動科学マネジメント』(インフォレスト出版)、『組織行動セーフティマネジメント』『短期間で組織が変わる行動科学マネジメント』(ダイヤモンド社)などがある。
株式会社ウィルPMインターナショナルHP:http://www.will-pm.jp/
社団法人組織行動セーフティマネジメント協会HP: http://behavior-based-safety.org/
石田淳ブログhttp://www.will-pm.jp/blog/ 

 


従業員の「危険行動」を「安全行動」に変える仕組みづくりを!

災害による想定外の被害、小さな確認を怠ったために起こる重大事故、コンプライアンス上の些細なミスが引き起こした巨額の訴訟など、企業にとっていつ何が起こるか予想できない今、組織のトップやマネジャーは従業員の「危険行動」を「安全行動」に変える仕組みづくりができなければならない。米国で導入され、大きな成果を上げているBBS(組織行動セーフティマネジメント)を日本にはじめて紹介した石田淳氏に、スローガンや心構えを説くのではなく、行動にフォーカスするBBS理論について聞いた。(インタビュアー:中村富美枝)

「従業員の「危険行動」を「安全行動」に変える仕組みづくりを!」

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