成果が出ないのは、あなたが「いい人」すぎるからかもしれない
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【精神科医が教える】「そりゃ、やる気なくすわ…」遠慮しすぎた人が見た“成功する人”の共通点Photo: Adobe Stock

優しすぎると押されてしまう

今日のテーマは、「少し強気のほうがうまくいく」というお話をしたいと思います。

多くの人は、社会経験が少ないうちはとても優しく、控えめにふるまいがちです。相手に気を遣いすぎて、下手に出てしまうことも少なくありません。

しかし、世の中には強気な人がたくさんいます。そういった人たちは、自分の意見を遠慮なくどんどん押し出してきます。

その結果、こちらが気を遣っている間に、自分のやりたいことや言いたいことが通らなくなってしまうこともあるのです。

自分の主張ができないとやる気を失う

気を遣いすぎて、自分の意見を出せずにいると、やる気も次第に失われていきます。

「どうせ言っても通らない」と感じてしまうと、自分のやりたいことさえ諦めるようになってしまうのです。これは、とてももったいないことです。

自分のやりたいことには強気でいい

特に、自分のやりたいことに関しては、少し強気なくらいでちょうどいいのです。

「私はこうしたいと思っています。どうでしょうか?」「これはこういう理由で譲れません」こんなふうに、シンプルに、はっきりと伝えるのがコツです。

それが難しければ、「今回はご縁がなかったということで失礼しますね」とお断りするくらいの気持ちでもいいと思います。

最初に主張しておくと楽になる

大切なのは、「私はこうします」というスタンスを最初にきちんと伝えることです。

そのうえで、「それでもよければ一緒にやりましょう」というくらいの姿勢でいたほうが、かえって物事はうまく進むものです。

顔色を伺いすぎないこと

「お返事がないのですが、ご多忙でしょうか…?」このように、相手の顔色を伺いながら遠慮がちに対応していると、結果的にうまくいかないことも多いです。

ですから、ぜひ「少し強気」を意識してみてくださいね。

※本稿は『精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉』(ダイヤモンド社)の著者による特別原稿です。