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みんなの就活悲惨日記 石渡嶺司

社会人との交流と大学生活の充実が成功のカギ!?
震災後、大激変の就活を乗り切る3年生6つの鉄則【後編】

石渡嶺司 [大学ジャーナリスト]
【第22回】 2011年5月10日
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 皆さん、連休はいかがお過ごしでしたか?書籍版『なぜ9割は就活に疲れるのか?』の原稿執筆、絶賛難航中の石渡です。

 さて、今回のテーマは「就活を乗り切る3年生6つの鉄則」後編です。

前回、ご紹介したのは
1.政治・経済情勢に注目する
2.ネガティブから逃げない
3.有料セミナーは万能薬でもなんでもない

 この3つでした。今回は残り3つについてご紹介します。

「社会人の知り合いなんていない」は言い訳!
大人と話してコミュニケーション能力を養おう

4.社会人にできるだけ会う

 学生と話をしていて、いつも思うのは「コミュニケーション能力がもうちょっとなあ」、ということです。コミュニケーション能力とは、別に面接やグループディスカッションを突破するためだけの方法ではありません。ちょっと反論や異論が出ても動じない、トラブルが起きてもどうにか乗り切るために意思疎通を図ろうとする能力です。

 この辺、どうも誤解がはなはだしく、一方的に自分が話すだけ、あるいは自分の立場を一方的に自己弁護するだけ、と思い込む学生が多いようです。あ、これは社会人にもいますけどね。

 その一方で普通に話せる学生に聞いてみると、接客系のアルバイトをやっていたり、大家族だったり、就活目的云々とは別にして社会人との接点の多さが目立ちます。

 結果論ではありますが、こういう学生は社会人と話すことに慣れているので、比較的、就活がうまく行くものです。失敗するとしたら、自信過剰が鼻につくとか別の理由でしょう。

 こうした能力をつけるのは、別にどの大学、どの学生でも自分が望めばできることです。

 ですから、社会人との接点を増やすようにしましょう。こういうのは、有料就職セミナー云々とは無関係。それに教えられてどうにかなるよりも、自ら体験していくことの方がはるかに身に付きます。

 例えば、連休中、私が早稲田大の学生2人に会ったときのことをご紹介しましょう。

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石渡 嶺司 [大学ジャーナリスト]

1975年生まれ。東洋大学社会学部卒業。日用雑貨の営業の派遣社員、編集プロダクションなどを経て2003年に独立。日本全国350校を超える大学を調査、とくに就職活動をめぐって、学生や大学就職課、教職員団体、あるいは高校生向けに積極的な執筆や講演活動を行う。主な著書に『就活のバカヤロー』『最高学府はバカだらけ』(以上、光文社新書)、『ヤバイ就活!』『就活のバカタレ!』(以上、PHP研究所)などがある。


みんなの就活悲惨日記 石渡嶺司

「第二次就職氷河期」といわれる現在。学生、企業、大学、親など、取り巻く関係者すべてに悲壮感が漂っている。こうした悲壮感が漂うなか、彼らの実態とはどのようなものなのか。その様子を時系列で追いながら、誰が就活を悲惨にしているのか、“犯人”を探る。

「みんなの就活悲惨日記 石渡嶺司」

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