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新刊 ザ・メイキング
【第5回】 2011年5月26日
著者・コラム紹介バックナンバー

『もしドラ』(その1)
初対面で岩崎夏海さんは「200万部売りたい」と。
僕は「そういうの、本当にないですから」と
諭しました(笑)

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いよいよ『もしドラ』の登場です。編集担当者の加藤貞顕君も、想定外の250万部越え。ここまでヒットした書籍は身内としても気になる。根掘り葉掘り聞いてしまいましたので、4回に分けて紹介します。「その1」では、著者との最初の出会いについて。この段階で、大爆発の予兆が見え隠れします。

普段からネットはよく見ていますが、
企画のネタを探しているわけではないです

――そもそも、『もしドラ』出版の経緯は?

加藤 きっかけは、著者の岩崎夏海さんが、この本の同じタイトルのブログを書かれたことですね。これを偶然見つけたことです。もっと言うと、岩崎さんのブログはそれ以前から見ていました。その頃から、「はてなブックマーク」を賑わせているブロガーのおひとりだったので、この人は面白いこと考えている人だな、というくらいの認識で見ていました。

 当時、はてなは、多くのブロガーのスターを誕生させていました。いろんなブロガーがブックマークを集めて注目を集めるようになる。いまはその役割をツイッターが担い始めていますね。でも当時は、「はてな」がそんな役割を果たしていたと思います。

 岩崎さんは、いろんな面白い記事を書いていたのですが、そんなある日、このタイトルのブログがアップされていたのです。

――ということは、書籍の企画を探してネットを見ていた?

加藤 そうでもないですね。僕は日々ネットで何か面白いことを探しているんですよ。人に会うのも「企画につながるから」というつもりはあまりなく、面白そうな人だなと思ったら会ったり、話したりしています。その中から面白い企画が偶然出来上がるということはあります。

 ですから、ネットで面白そうなことを探すというのは、僕が編集者という仕事じゃなくてもやっているでしょうね。

 だから、企画を探すために必死になってネットを見ていたというわけではないんです。

 そんな感じでネットで「はてなブックマーク」が沢山ついているものを日々チェックしていました。当時は、ツイッターが盛り上がっていなかったので、ソーシャルにバズってるものを抽出するツールとしては、はてなブックマークが一番優れていました。それを日々見ていたら、上の方に出ていました。

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