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職あれば食あり

引退後も「早食いのクセ」が抜けない!?
元CAのランチにつまった究極のプロ意識

まがぬまみえ
【第11回】 2011年6月2日
著者・コラム紹介バックナンバー
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 「母親になり、生きる目的が180度変わりました」と元大手航空会社客室乗務員の原田久美さん(仮名、40歳)は言う。

 「どんな風に変わったのでしょうか?」

 「会社員時代は仕事が一番。今はとにかく、健康が一番ですから」

 現役でフライトをしていた頃は、月に8~11日はホテル泊まり。自宅に帰るとぐったりで、食事も外食で済ませてしまうことが多かった。

毎朝、家族全員で飲む、にんじんとりんごのミックスジュース。右は愛用のジューサー

 4年前に娘を出産してからは、野菜は無農薬・有機栽培の直販サービスを利用するようになり、「健康にいいから」とドクダミ茶を毎日1リットルは飲み、平日は毎朝、にんじんとりんごをジューサーにかけて、家族みんなで飲んでいる。

 理由はいたってシンプルである。

 「子どものために長生きしなくちゃ、と思うようになりましたから」 

バブル真っ只中に航空会社へ入社
ブランドのバックや財布はCA必携だった

 バブル経済――。ある人はそれを否定し、ある人はうらやましがる。しかし、その渦中に青春時代を過ごした世代にとって、それはただ単に「懐かしがる」ものである。

 原田さんが短大を卒業し某大手航空会社に入社したのは1991年のこと。「どんな仕事をしたいか」よりも企業名で会社を選んでいた。

 「ほんとに何も考えてなかったんですよね。先輩が入れたんだから、わたしも入れるだろうくらいの軽い気持ちで受けてしまって」

 「制服に憧れたとかは?」

 「それもぜんぜん」

 「だけど、やってみたら性には合っていた?」

 「それはありますね。ほかの仕事をした訳ではないのでわかりませんが、接客をしているうちに、これが自分のやりたいこと・したいことなんだなと思うようにはなりました」

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人は食べるために働くのか、それとも、働くから食べなければならなくなるのか。そんな素朴な疑問を解き明かすべく、さまざまな職業に従事する人々のランチと人生を追いかける。「職」と「食」の切っても切れない関係を解きほぐす、お仕事紹介ルポ。

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