社員2「コピー中悪いけど、今朝お願いしたアポイント、取ってくれた?」

 D子さん「あ、はい、まだです。すみません。一度電話したんですが席を外されていたので。すぐ電話します」

 社員3「お昼、新しくできたお店行ってみない」

 D子さん「行きます、行きます。あ、クーポンあるかもしれません。ネットで調べてみますねー(すぐにスマホをいじりはじめる)」

 社員1「ね、コピーどうなった。さっきお願いした」

 D子さん「すみません、終わってます(コピー機へとバタバタ走る)」

 興味が次々と移り変わり、それまでやっていたことを忘れてしまうために、万事中途半端となり、D子さんは必要以上に忙しくなっていることに、Cさんが気づくのも時間の問題だ。

◎シーン3

 (もう勘弁してくれないかな。付き合いきれないよ)

 新入社員のE男君は、LINEの画面を見ながらつぶやいた。深夜2時。発信者は同期のF君だ。2人はある企画をコンビでやるよう命じられたのだが、F君のハッスルぶりが凄い。誇張じゃなく24時間、思いつきを次々とLINEしてくるのだ。というか垂れ流してくる。「どう思う?ちゃんと読んでる?」と、E男君には熟考と速やかなレスポンスを求めて来るからたまらない。

 しかも、ちょっとでも時間を空けようものなら勝手に動き出し、「E男が動かないので僕一人で来ました。これお願いします」と、不要な協力要請までしてしまう。

 ついに、E男さんは我慢できなくなった――。