「おじさんLINEごっこ」のような"おじさんいじり"は気の毒という見方もある一方で、日本の社会、企業の中で権力を持つのは多くの場合おじさんであり、ときにはその権力を振りかざし、セクハラやパワハラを行ってしまうおじさんもいる。普通に生きるおじさんの肩身を狭くさせる存在である。

 そこで今回は、「おじさんから見ても、それはどうかと思うおじさん」について、おじさんたちに話を聞いてみた。おじさんたちの悲痛な声に耳を傾けてみよう。

おじさんからみても「引いてしまう」
性欲むき出し「おじさん」

 まずは女性方面でどうかと思うおじさんについて。証言は金融関係の会社に勤める40歳の既婚男性Aさんより。彼は休日のパチンコが趣味で、生活習慣がたたって肥満や痛風に悩まされているといういかにも「おじさんらしいおじさん」だが、女性方面に関しては無欲だという。

「自分よりひとつ上の世代のおじさんたち、まあ社内では地位も自分より上になるわけですが、そういうおじさんたちの性欲の強さというのは、目の当たりにしていてなかなかエグいものがあります。

 最もそれを顕著に感じるのはやはり飲み会ですね。女性社員を横にはべらせるくらいならまだしも、平気で腰に手を回したり、膝の上に乗せたり、興が乗ってくるとキスを迫ったり。そういったことはどこか相応のお店でやればいいと思うんですが、見境がないんですね。

 ただ彼らもある程度見極めのようなものはしていて、セクハラを迫っても許されそうな女性社員をターゲットにするんですね。おじさんからでもチヤホヤされれば嬉しいと感じそうな女性や、出世のためなら社内キャバ嬢接待も辞さないという女性を狙っている。そういった狡猾さと、あとスケベさを併せ持っているおじさんを見ると、辟易します」

 立場を利用したセクハラの横行は、問題が顕在化していないこうしたケースを含めるとかなりの数にのぼりそうである。

「あと、雑談するとキャバ嬢の話題に終始するおじさんがいます。あまり飾らないという点では話しやすいのですが、既婚男性だし、歳相応に落ち着いてはどうかと」