ダイヤモンド社のビジネス情報サイト
効率よく短期集中で覚えられる7日間勉強法
【第8回】 2017年6月30日
著者・コラム紹介バックナンバー
鈴木秀明

問題を4つに分類すると、面白いくらい勉強がはかどる

新刊効率よく短期集中で覚えられる7日間勉強法は、東大を独学で現役合格し、年間50以上、累計500超の資格を取得してわかった超合理的な方法を網羅しています。「時間をかけずに短期集中で勉強し、しっかり結果を出せる」――それが、「7日間勉強法」。どんな勉強にも応用できる、この短期集中のサイクルを一部抜粋して紹介していきます。

問題集をつかった2つのステップ

 では、過去問題集を使った勉強の具体的な方法を説明していきましょう。

(1)全範囲をざっくりとレビュー
 連載第5回でもお話ししたように、最初に、過去問の全範囲をざっくりと1回レビューします。試験全体の流れや構造をつかみつつ、「これはもう知っている」「まったくわからない」など、自分の現在の知識量と照らし合わせながら、問題を見ていきます。

(2)じっくり2周する
 ざっくり見たあとは、今度は最初から最後までじっくりと内容を見ていきます。月曜日から金曜日までの間に、最低でも2周は見てください。(1)のレビューを含めると、トータルで最低3周は目を通すことになります。

問題を分類していく

 繰り返し見ながら、次の4種類に問題を分類していきます。

・試験によく出る重要なところ
 7日間勉強法では「重要な箇所は後回し」です。本番で確実に解答できるようにするため、金曜日まではひたすら見ることに集中し、土曜日にまとめて覚えるようにします。

・直前に詰め込むところ
 細かい数字や固有名詞、図表、何回やっても覚えられない箇所、試験に出る可能性が高いので直前に改めて覚えなおしたい箇所などです。金曜日までに洗い出しておき、土曜日に「暗記」で詰め込みます。

・できていない、わからないところ
 3周しても理解しきれていない箇所、内容がよくわからない箇所はいったん保留にします。3周目以降でつぶすようにするのが理想ですが、金曜日の時点で残っていたら、「直前に詰め込む」か、「あえて捨てる」かに振り分けます。

・捨てる、やらないところ
 連載第6回で説明した「あえて捨てること」に該当する問題です。勉強をしていくなかで随時洗い出し、次周以降は手をつける必要はありません。

 1~2周目の段階で分類するのは難しいかもしれませんが、3周目が終わった時点で、おおまかに分けられるはずです。記号を書き込んでおくのでもいいですが、付箋をつけておくのがわかりやすいのでおすすめです。「よく出題される重要なところ」は赤、「直前に詰め込むところ」は黄、「できていない、わからないところ」は緑、「捨てる、やらないところ」は青など、問題の分類ごとに色分けして貼っておくと、よりわかりやすいでしょう。

スペシャル・インフォメーションPR
ダイヤモンド・オンライン 関連記事
チームの生産性をあげる。

チームの生産性をあげる。

沢渡あまね 著

定価(税込):本体1,600円+税   発行年月:2017年7月

<内容紹介>
どんな職場でも働き方は変えられる!人気の業務改善士が教える、仕事の進め方を変えて、アウトプットを最大化する8ステップ。日本マイクロソフト、ヤフー、日本旅行、ナムコ、NTTデータ、大阪王将、ジヤトコ…他、企業事例多数!「働き方改革」実践書の決定版!

本を購入する
ダイヤモンド社の電子書籍

(POSデータ調べ、7/2~7/8)



鈴木秀明(すずき・ひであき)

資格・勉強コンサルタント。
1981年8月4日富山県生まれ。高校時代は塾・予備校に通わず、独学で東京大学理科一類に現役合格。東京大学理学部卒業。東京大学公共政策大学院修了。
24歳でAll About「資格」ガイドに就任。行政書士、中小企業診断士、気象予報士、証券アナリスト、宅地建物取引士、1級FP技能士をはじめとした500を超える資格をすべて独学で取得。年間50以上のペースで資格を取り続けている。
資格ガイドブック『最新最強の資格の取り方・選び方全ガイド』(成美堂出版)を毎年監修するほか、「日経ビジネスアソシエ」「プレジデント」といったビジネス誌の資格特集の監修、フジテレビ系「笑っていいとも!」「アウト×デラックス」のテレビ出演など、メディア出演実績はのべ200回以上。
資格試験の試験機関へのコンサルティング・プロモーション支援や、テレビのクイズ番組への問題作成支援などの活動も行う。また、ベネッセ「進研ゼミ中学講座」にて入試直前期勉強特集に先生役として登場するなど、試験直前追い込み期の勉強や、短期集中型の超効率勉強のスぺシャリストとして多方面で活躍中。


効率よく短期集中で覚えられる7日間勉強法

東大を独学で現役合格し、年間50以上、累計500超の資格を取得してわかった超合理的な最速で結果を出す方法。よく出る問題ほど後回しにして、「捨てる・詰め込む・追い込む」引っ越し作業のように、短期集中サイクルで絶対に忘れない勉強法で、やらないところを決めて、不必要なところはバッサり切り落とし、最後の1日で確実に覚える技術を体系化。新刊『効率よく短期集中で覚えられる7日間勉強法』から超高効率な勉強法を紹介します。

「効率よく短期集中で覚えられる7日間勉強法」

⇒バックナンバー一覧