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短答直入

丸紅社長 朝田照男
積極投資を加速させつつ
12年度純利益2000億円へ

2011年7月21日
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Photo by Masato Kato

──2011年度には過去最高益1472億円(10年度は1365億円)の更新を、3ヵ年の中期経営計画の最終年度となる12年度には、2000億円への到達を掲げている。達成手法は。

 丸紅にとって、純利益2000億円は初の挑戦となるが、確実に達成できると考えている。そのために、もともと丸紅の強みである、貿易・仲介ビジネスの強化を徹底するとともに、資源分野へのさらなる投資を進める。

 資源分野では、権益獲得も調達も、規模の追求が必要となる。具体的には、オーストラリアやチリでのパートナー企業とさらに良好な関係を築き、現在保有している石炭や銅、アルミの権益と持ち分生産量をさらに増やすことに注力する。また、震災以降に需要が高まっているLNGやシェールガスの案件に、積極的にかかわっていく。ロシアで国営ガス公社のガスプロムとともに事業調査中のLNGプロジェクトでは、早ければ17年に年産1000万トンが見込まれる。現在中東に依存している調達地の多様化にも貢献する。

──非資源分野はどうか。

 12年度末までの中期経営計画を策定した当初から、約7500億円の新規投融資のうち、資源分野への投資は4割で、残りは丸紅の強みである電力や食料などの非資源分野へ有効に使うと決めていた。電力事業では12年末までに持ち分発電量が1000万キロワットに達する見込みだ。また、水事業では中国・南米を中心に給水人口1000万人を目指す。昨年度までは財務体質を改善するなど足固めの時期だったが、いよいよ積極投資を加速する。

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