このたび新著『図解 食べても食べても太らない法』を出版した管理栄養士・菊池真由子氏が教える、「食べてやせる」簡単ダイエット法。今回は「ホットミルク」の効用について。睡眠前の1杯の温かい牛乳でなぜやせられるのか。鍵は「熟睡」と「成長ホルモン」にあります。
睡眠時間が少ないほど
肥満率が高い
熟睡するだけでやせる――それは、1杯のホットミルクで実現できます。
しっかり眠るだけで、あなたは確実にやせます。
なぜなら、眠っている間に脂肪を分解する「成長ホルモン」が分泌されるからです。
よく勘違いをする人がいるのですが、成長ホルモンは成長期にだけ分泌されるわけではありません。成長期をすぎると量が少なくなるだけで、しっかり分泌されるのです。しかも、成長ホルモンは熟睡するほどしっかり分泌されます。
コロンビア大学で行なわれた研究によると、睡眠時間が7~9時間の人に比べ、5時間の人は50パーセント、4時間以下の人は73パーセント肥満率が高くなることが明らかになりました。
もう1つ、「熟睡するだけでやせる」理由があります。眠りによって、ストレスが解消されるからです。