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新・独学術
【第9回】 2017年7月28日
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侍留 啓介

しゃべりがうまいのに仕事がダメな人の共通点

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マッキンゼー・アンド・カンパニーなど要求水準の高いビジネスの現場を渡り歩き、「可能な限り優れたパフォーマンスを実現するためにはどうすべきか?」と試行錯誤してきた著者が提案する、ビジネスパーソンのためのまったく新しい学習法『新・独学術――外資系コンサルの世界で磨き抜いた合理的方法』。佐藤優氏が「ビジネスパーソンにとって本当に役に立つ最良の書」と絶賛するなど話題の同書より一部を特別公開する。

ビジネスに「しゃべりのうまさ」は必要ない

 よく誤解されることですが、口がよく回ったり話が面白かったりすることと、ビジネスの場面でプレゼンや発言がうまいこととはまったく別のスキルです。ふだん「しゃべりがうまい」と言われる人でも、ビジネスの場面では評価が低い人はよくいます

 一方、ふだんのしゃべりはいまいちでも、司会やプレゼンの能力は抜群という人がたくさんいます。

 この差はどこで生まれるのか?それは言いたいことをストレートに言える「要約力」に鍵があります。

 要約力の低い人と高い人で、話がどのように変わるのか、例をあげてみます。

・要約力の低い人
「休みには沖縄に行ったよ。空港は混んでて、対応も雑だった。帰りのフライトも台風のせいで遅れてしまって、おかげで一日無駄にしちゃったよ。結局、楽しみにしていたクルーズも中止になってしまったし、翌日同じツアーに申し込んだら追加料金を求められた。でも、ホテルには屋内プールやレストランが充実していて、楽しむことはできたよ」

・要約力の高い人
「この前の沖縄旅行で行った○○ホテルは良かったよ。台風で日程も狂うしトラブルだらけだったけど、ホテルの対応や施設が良かったからリラックスできたよ」

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    侍留 啓介(しとみ・けいすけ)

    岡山県生まれ。早稲田大学卒業後、三菱商事にて金融投資業務を担当。その後、シカゴ大学経営大学院にてMBA(経営学修士)を取得。帰国後、マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社し、金融・消費財・製造業など幅広い業界において経営コンサルティング業務に従事。現在は、外資系投資ファンドであるCLSAキャピタルパートナーズにて投資実行・経営支援に従事。大手学習塾の取締役を務めるなど教育ビジネスにも精通。また、京都大学博士後期課程にてファイナンス理論(専門はコーポレートガバナンス)を研究している。


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