以前、お見合いの場でこんなことがありました。42歳の地方公務員の男性が、33歳の会社員女性とお見合いした時のこと。女性が、「昨日職場で上司に叱られて悔しくて泣いちゃった」と言ったら、男性は本気で「君、職場で泣いたの?それは君が悪いよ」と叱責したそうです。

 もちろん、女性の心理を1ミリもわからない発言をしてしまった彼は、翌日お断りを告げられました。

 相手が悩みを吐露したとき、必ずしも解決策を求めているとは限りません。むしろ、共感してもらえるだけで、十分満たされる場合もあり得るのです。

 話を聞いて、否定をせずに共感する。ビジネスの場でも、家庭でも、そして婚活の場でも、これを取り入れれば、あなたに対する周囲の反応が次第に変わっていくでしょう。

 さて次回は、会話のキャッチボールをさらに円滑にするための、「上手な言葉の使い方」を伝授いたしましょう。

(結婚相談所マリーミー代表 植草美幸)