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モレスキン 人生を入れる61の使い方
【第3回】 2011年9月14日
著者・コラム紹介バックナンバー
堀 正岳,中牟田洋子,高谷宏記

【第3回】
「モレスキンと旅」
モレスキンノートは旅人によく似合う

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「旅のノート」との異名を持つモレスキン。頑丈なノートはアウトドアでこそ真価を発揮する。旅先ではいか記録すればいいのか。モレスキンならではの上手な活用法を紹介する。

そもそも「旅」とは何か?

 以前、理学博士の茂木健一郎さんが「旅とは何か?」というテーマで次のようなツイートをしていました。

「『何か』を待ち構え、『何か』を探し続けること。その『何か』は名付け得ぬものであり、出会って初めてそれとわかるものである。脳の中に空白をつくることで、その『何か』が呼び込まれる。」

 モレスキンノートを日常的に使うようになると、ペンをクリーム色の紙の上に置けば自動的に思考が始まるような習慣ができ、平凡に思える日常の中から、多くの発見をすることもできるようになってくるでしょう。

 しかし、そんな習慣もいつかは日常になり、自分の思考の仕方そのものに飽きがきてしまう日がくるかもしれません。そんな時、私たちはきっと、茂木さんの言う「何か」を追い求め始めるのではないでしょうか。

 旅先で「何か」に出会えるか、あるいは、出会ったことに気付くことができるかは、出かけてみなければわかりません。ただ、もし、その「何か」に出会うことができたと感じた時、それを記録して持ち帰ることができるなら……。

 私たちは、旅先で出会った「何か」を持ち帰る方法に、モレスキンノートを使ってみることをお薦めしたいと思います。

モレスキンノートは旅人によく似合う

 モレスキンに「旅」というキーワードが深く関係しているのは、伝統的な黒いノートブックに「MOLESKINE」という名前を与えた、紀行作家のブルース・チャトウィンの存在が大きいでしょう。

 モレスキンノートを開いた最初に必ずプリントされている「In case of loss, please return to … As a reward $…(このノートが紛失した場合、こちらへ返して下さい。お礼に○ドル差し上げます。)」という項目も、チャトウィンがかつて黒いノートにしていた習慣をそのまま採用したものなのです。

 また、1980年代半ば、モレスキンノートの生産が一度中止になり、市場から数が減ってくると、チャトウィンはオーストラリアの旅準備のため、100冊のモレスキンノートを注文したといいます。モレスキンノートがチャトウィンにとっていかに旅の必需品であったかは、こういったエピソードからも伺うことができるでしょう。

 さらに、モレスキンノートは、機能性においても旅のノートとして優れています。旅中、リュックサックの中で乱暴に扱われたとしても、硬い表紙が破れることはなく、ゴムバンドはノートの中身をしっかり守ってくれます。旅のお供として、信頼に足るノートなのです。

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堀 正岳

1973年アメリカ、イリノイ州生まれ。ライフハックや仕事術をテーマとしたブログ、「Lifehacking.jp」管理人。「ライフハックとは人生を変える小さな習慣」をモットーに、クラウド時代のライフスタイルとワークスタイルの話題から、iPhone・iPad・モレスキンなどのガジェットや文具の活用法などを紹介している。理学博士。著書に『できるポケット+Evernote 活用編』(共著:インプレスジャパン)、『iPhone 情報整理術』(共著: 技術評論社)など多数。
Lifehacking.jp http://lifehacking.jp/

中牟田洋子

1982年福岡県生まれ。モレスキンにまつわる記事を毎日更新している日本一のモレスキンファンサイト「moleskinerie.jp」[モレスキナリー]の管理人。世界中のモレスキンユーザーのページの紹介、カスタマイズ方法、情報の活用方法、モレスキンに合う文房具、“手書き”や“記録”にまつわる文化記事まで幅広く掲載している。ロンドン在住。
moleskinerie.jp[モレスキナリー] http://www.moleskinerie.jp

高谷宏記

1974年札幌生まれ。モレスキンを通じた生き方・哲学・思想について語りつくすBLOG「blanq_text」管理人。世界一モレスキンについてTweet する男・通称「モレスキン・カウボーイ」として活動。拳銃の代わりにモレスキンを開くきっかけ「モレスキン・トリガー」という思想を武器に、情報( ネタ) の弾丸を発射している。モレスキンを通じたユーザーイベントも実施。本業はグラフィック・デザイナー。
blanq_text http://www.blanq.org/text/


モレスキン 人生を入れる61の使い方

世界で一番愛される「伝説のノート」モレスキン。なぜ、人はこのノートに夢中になるのか。その魅力と活用法について、人気ライフハッカーと、日本一のファンサイト管理人、モレスキン・カウボーイが語り尽くす!

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