モレスキンはその人の人生をやさしく受けとめてくれる。モレスキンと共に生きるとは、一体どういうことか? モレスキンでなければならない理由とは何か? モレスキンと共に歩むためのヒントを紹介。
ここまでで、日常生活の記録のためのモレスキンノート、旅とモレスキンノート、個性をつなぎとめるためのモレスキンノート、そしてアートなモレスキンノートを紹介してきました。
しかし人の数だけあるノートの使い方のうち、これはまだまだ入り口に過ぎません。モレスキンノートのシンプルな紙面は、どんな個性にも開かれた窓です。最終回の今回は、新刊『モレスキン 人生を入れる61の使い方』からピックアップして、みなさんへとバトンを渡したいと思います。
あなたはどんな人生をモレスキンに入れるのでしょうか?
「大好き」がページの上で踊る
かわいいなかにも、さまざまなワザがみえるここおれんじさん(@coc0range)の手帳は、たとえモレスキンユーザーでなくても、一見の価値があります。
小学生の頃から日記をつけているというここおれんじさんのモレスキンはラージサイズのダイアリー。日記と言えば、ただその日の出来事をかきたくなるところを、いともあっさりと越えていきます。
例えばある場所には雑誌の切り抜きがあり、ある場所にはショップのカードが貼り付けてあり、その間には所狭しとメモが書き込まれています。訪れたショップの情報や、気になった雑誌の切り抜きなどが、モレスキンダイアリーの誌面の上で新しい命を吹き込まれているような生き生きとした誌面です。
これほどのノートを書くのは大変だと思われるかもしれませんが、ここにもいくつかのワザの組み合わせがあります。たとえば切り抜きを貼ったり、テープでページのデコレーションをするのは、数日分まとめておこなったり、かわいいスタンプを多用することで、すばやく個性的なページを作り上げます。レイアウトや、吹き出し、そしてペンの色調の統一も、ちょっと意識するだけで急にページははなやかになります。
せっかくの手書きのノート、情報を「魅せる」ことでそのときの記憶を楽しく残してしまいましょう。