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今週の音盤=心のビタミン ビジネス・パーソンのための音楽案内

【ビートルズ「アンソロジーI」】
オーディションに落ちて、ジョンは思った。
「これで終わりだなって」

小栗勘太郎 [音楽愛好家]
【第1回】 2011年9月29日
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 ひょっとして、君は、成功は運命づけられたものだ、と思ってる?

 例えば、ビートルズ。

 もの凄い数のレコードを売って、莫大な富と名声を得た。

 米ビルボード誌のナンバー・ワン・シングル20枚の記録は未だに破られていないし、ロックを娯楽のための音楽から芸術の域に飛躍させた「サージェント・ ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」の革新性は今も色褪せていない。デビューから半世紀を経ても世界中の此処其処でビートルズの音楽は響いてい るし、CDは売れ続けている。

 しかも、ジョン、ポール、ジョージ、リンゴの4人は、そんな凄いことを1962年のデビュー曲「ラブ・ミー・ドゥー」から、最後のアルバム「レット・イット・ビー」までの7年半でやってしまった。

 成功は約束されていたとしか云いようがない、と思うのも無理はないでしょうね。

 しかし、実際はそうでもないんですよ。

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小栗勘太郎 [音楽愛好家]

1958年生まれ、牡羊座のB型。某国立大学卒、米国滞在5年。公僕を生業とする音楽愛好家。著書は『音楽ダイアリーsideA』 『同sideB』(西日本新聞社)。『毎日フォーラム』誌にて「歴史の中の音楽」を連載中。


今週の音盤=心のビタミン ビジネス・パーソンのための音楽案内

ビジネス・パーソンは日夜、現場で闘って、日々、喜怒哀楽を感じる。実は音楽の現場も同じだ。だって、音楽もビジネスも、所詮、生身の人間が作る、極めて人間くさい営みだから。音楽には妙な薀蓄など不要かもしれないが、音楽が生まれる時には物語がある。それを知って聴けば、喜びが倍になり、悲しみが半分になるかもしれない。毎週1枚、心のビタミンになるような音盤を綴ります。

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