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選ばれる人になるための習慣
【第4回】 2011年10月25日
著者・コラム紹介バックナンバー
門田由貴子 [組織変革コンサルタント、キャリアカウンセラー。株式会社エトス代表取締役。 ]

自分からオーディションを仕掛けて、チャンスをつかむ!

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いまの職場で頑張っていれば、必ずチャンスが巡ってくる?

 責任のある仕事をしている人の多くは、毎日、朝起きてから夜寝るまで、多くの時間を仕事や通勤に費やしているのが現実でしょう。

 それだけの時間と労力をかけて努力していれば、「顧客や上司はそれを認めてくれるに違いない」、「会社は適切な処遇をしてくれるはずだ」、「いつか必ず自分にもチャンスが与えられる」と思いたくなりますね。

 ただ、果たして、それは正当な期待と言えるでしょうか?本当に、いまの職場でいまの仕事や役割を続けていれば、誰にでも必ず望むチャンスが与えられ、「選ばれる人」になれるのでしょうか?

 キャリアカウンセリングにいらっしゃる方から詳しく聞いてみると、会社の人事制度や処遇、そして上司に対して、美しい幻想をいだいている場合があります。

「平等で公平な、完璧な人事制度と上司」という幻想

 多くの人が、会社の人事制度に対して期待していることは……。
「すべての社員に対して、チャンスは平等に与えられるはず」
「上司は、部下の仕事をちゃんと見ていて、努力を適切に評価してくれるもの」

 昔から、企業の人事制度における大原則は、「公平さ」と「透明性」と言われてきました。すべての社員に対して、機会を均等に与え、分け隔てなく対応し、明快で納得できるよう説明をして、平等に処遇するべき、という考え方です。もちろん、どのような会社でも、人事制度を新しく企画設計するときには、この大原則に則って検討を進めていきます。

 しかし、実際の職場で人事制度を運用する段階になると、この大原則は完全に幻想と化しています。現実的には、どうやってもムリなのです。

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門田 由貴子 [組織変革コンサルタント、キャリアカウンセラー。株式会社エトス代表取締役。 ]

主に大手企業で、人と組織の問題を1時間で見抜き、劇的に能力と業績を向上させるコンサルティングを手掛けている。経営幹部研修・管理職研修など、毎年2000人以上のビジネスリーダーの育成で定評がある。個人向けのキャリアカウンセリング面談や、ビジネススキル系セミナーも好評実施中。 NEC(日本電気株式会社)勤務時代は、自ら企画主導したプロジェクトの成果で、「功績賞」「社長賞」を相次いで受賞し、コンサルティング部門では売上№1を達成。日本経営品質賞主任審査員を経て、2003年に独立。著書の『ザ・チェンジ!人と職場がガラリと変わる12週間プログラム』(フォレスト出版)は、日本創造学会の著作賞を受賞。『選ばれる人になる34の習慣』(ダイヤモンド社)を9月30日に上梓。


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