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P&Gで学んだ世界一やさしいビジネス英語
【第5回】 2011年11月11日
著者・コラム紹介バックナンバー
高田 誠

仕事の進め方のコツを学ぼう!
そして、相手に好印象を持ってもらおう!

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英語で仕事をするには「進め方のコツ」がある。これまでにご紹介した「聞く」「話す」「書く」という基本的な技術に加え、このコツを身につけると、英語で仕事をする力は確実にアップする。また、言い方や振る舞いによって、相手はいい印象を持ってくれる。それは、簡単な言葉の使い方や心がけでできるもの。今回は「仕事を進めるポイント」「好印象を与えるポイント」をまとめて解説。

仕事を効率的に進める方法
「Next Steps」を決める

 長く英語で仕事をしてきたあとに、日本語で仕事をすることが多くなった今、不思議に思うことがあります。「Next Steps」という表現に代わる日本語がないことです。

 「次にやるべきこと」が一番近い日本語でしょうが、やはりしっくりきません。「Next Steps」が「誰が、いつまでに、何をするのか」という確認したい3要素を一言で包括的に表すのに対して、日本語ではどうしても断片的なニュアンスになってしまいます。

 日本の会議では、誰が何をするか、暗黙の了解で決まってしまうことも多く、わざわざ確認する必要がない場合が多いからかもしれません。しかし、英語環境ではそうはいかないので「誰が、いつまでに、何をするか」を公の場で確認する必要があります。

 もちろん、「このあと、誰がいつまでに、何をするか確認しよう」と言ってもいいのですが、もっと簡単な方法があります。一言、「Next Stepsを確認しよう」とだけ言えば、確認すべきことのすべてを瞬時に共有することができます。

 会議では、合意した内容に基づいて必ず「Next Steps」を決めますし、上司への報告でも必ず最後に「Next Steps」を伝えて承認を得ます。誰かに何かを依頼したようなときも必ず「Next Steps」を確認します。

 簡単な言葉ですが、これが仕事の効率を上げるという点で非常に効果的です。

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高田 誠 

1964年、群馬県生まれ。元P&Gジャパン広報渉外担当部長。1987年、東京理科大学卒業後、P&G入社。製品開発本部で日本、中国、グローバルプロジェクト担当後、広報渉外部でソーシャル・マーケティング、インフルエンサー・マーケティング、サステイナビリティ、企業広報に取り組む。英語がほとんど話せないながら、社内の公用語が英語で完全にグローバルなP&Gに入社。同社の英語研修で基本を学び、外国人の上司、同僚、部下との仕事上のやりとりで英語のコミュニケーションノウハウを習得。広報渉外部長として対外的なコミュニケーションも専門とする。2010年、P&G退社。現在、朝日サステイナビリティ・マネジメント代表取締役社長。人づくり、組織づくり、社会性とサステイナビリティをコンセプトにした企業支援などで活動。著書に『P&G式 伝える技術 徹底する力』(朝日新書)がある。


P&Gで学んだ世界一やさしいビジネス英語

仕事で必要な英語は、ネイティブのような表現力ではない。必要なのは、目的を伝え、同意をしながら進めていく能力。それには最低限の英語知識と外国人相手に意思を伝えるスキルがあればいい。理系出身で、まるで英語のできなかった著者がP&Gというグローバル企業に入って直面したのが「仕事で使える英語力」。すぐにでも英語で仕事をしなければいけない環境下で身につけたノウハウを公開する。必要なレベルは中学英語。少ない語彙力で相手にわからないことを聞きながら、理解し、合意していくという手法で、明日からでも実践できる。

「P&Gで学んだ世界一やさしいビジネス英語」

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