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外資系トップの英語力
【第4回】 2011年12月1日
著者・コラム紹介バックナンバー
上阪 徹 [ライター],ISSコンサルティング [編者]

第4回 
絶対に必要なのは英語力ではない
何を話すか。コンテンツがすべての鍵を握る

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第4回は英語でコミュニケーションをとるときに必要なものについて、外資系トップの言葉をご紹介する。今回は、英語のコミュニケーションに必要なのは、スキルではなく意志であると語るシーメンスの織畠潤一氏にご登場いただく。

 英語がうまくなる以前に必要なことがある、とやはり強調していたのが、シーメンスの織畠潤一氏だ。創立165年。ドイツを本拠に世界に展開、連結売上高で8兆円を超えるスケールを持つシーメンスの日本法人で2500人の組織を率いる。

英語はスキルよりウィル
まずはブロークンイングリッシュでOK!

 「流ちょうに、ネイティブみたいにうまくしゃべろうなんて、しなくていいんです。まずはブロークンでもコミュニケーションが取れるようなレベルまで行けばいい。逆に、どんなに英語がうまくしゃべれたところで、ウィルもない、中身もない、では意味がない。伝える意欲と、伝えるコンテンツ。ブロークンであろうが、なんであろうが、それこそが、必要なんです」

シーメンス・ジャパン株式会社 代表取締役社長兼CEO 織畠潤一氏

 マサチューセッツ工科大学に学び、リクルートに入社。MBA取得を経て、マッキンゼー、GE(ゼネラル・エレクトリック)という3つの“人材輩出企業”でキャリアを積んだ。実は中学からイラン、さらにはアメリカで過ごし、米国ジョージア州の公立高校を首席で卒業している。もちろん英語はバリバリどころか、ネイティブなのが織畠氏なのだが、こんなふうに語るのである。

 「まずはブロークンイングリッシュでいいんですよ。だいたい英語をしゃべる人の9割が、アクセントが微妙に違ったりするんですから。つまり、ブロークンで許されるということなんです。その意味で、コミュニケーションはスキルよりウィルなんです」

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上阪 徹 [ライター]

1966年、兵庫県生まれ。89年早稲田大学商学部卒。アパレル メーカーのワールド、リクルート・グループなどを経て、95 年よりフリー。経営、金融、ベンチャー、就職などをテーマに、 雑誌や書籍などで幅広く執筆やインタビューを手がけている。インタビュー集に累計40万部を超えるベストセラーとなった『プロ論。』(B-ing編集部編/徳間書店)シリーズ、『外資系トップの仕事力』(ISSコンサルティング編/ダイヤモンド社)シリーズ、『我らクレイジー★エンジニア主義』(Tech総研編/講談社)、著書に『新しい成功のかたち 楽天物語』(講談社)、『600万人の女性に支持される「クックパッド」というビジネス』(角川SSC新書)、『「カタリバ」という授業』(英治出版)、『書いて生きていく プロ文章論』(ミシマ社)、『預けたお金が問題だった。』(ダイヤモンド社)、『文章は「書く前」に8割決まる』(サンマーク出版)などがある。

ISSコンサルティング [編者]

「外資系転職のISS」として15年以上にわたり築き上げてきた外資系企業との信頼と実績をもとに、ミッドキャリアからエグゼクティブのプロフェッショナル紹介に特化した人材ビジネスを行っている。外資系企業の消費財、IT、金融、コンサルティング、メディカル、製造業等、広い業界をカバーし、紹介職種も、経営幹部、財務・経理、マーケティング、広報、営業、物流・購買、IT技術者、またはMBA・CPA取得者や海外でキャリアを積んだスペシャリストに至るまで、幅広い人材の紹介を行っている。


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