ダイヤモンド社のビジネス情報サイト
バブルさんとゆとりちゃん

マクドナルドの定年制復活は他人事じゃない?
団塊さんが心配する「変化に気づかない若者たち」

梅田カズヒコ [編集・ライター/プレスラボ代表取締役]
【第37回】 2011年11月30日
著者・コラム紹介バックナンバー
1
nextpage

周囲から見て「困った人」とレッテルを貼られやすいバブル世代の“バブルさん”とゆとり世代の“ゆとりちゃん”。当連載では、そんな2つの世代を対象に、 就職氷河期世代の“氷河期くん”(またはその他の世代)が会社の人間関係にどううまく対処すべきなのかを研究していく……という主旨で始まった当連載ではあるが、少し間口を広げて、社会の様々な問題点や関心事に対し、「世代」という軸を通じて解決策を見出そうという主旨で回数を重ねている。

さて、最近の大ニュースと言えば、大阪ダブル選挙における維新の会の圧勝と、落語家の立川談志さんの訃報だろう。談志さんは75歳だったが、今年に入っても喉の手術を拒みながら高座に上がっていたのだから、「最後まで落語に対する情熱を失わなかったんだな」と、改めて感心させられる。芸事の世界に定年はないのですね。

一方、大きな話題にならなかったが、こんなトピックもあった。2006年に定年制度の廃止を掲げた日本マクドナルドは、2012年1月より再び定年制度を復活させるという。毎日新聞の報道によると、定年制復活の理由として、「定年という区切りがなくなったことで、後進の育成が疎かになったり、情報の継承が後回しになる」などのデメリットがあったという。アメリカなど一部の先進国では、定年制度を撤廃する動きが出てきているが、ビジネスマンは定年制度をどう考えればよいのだろうか? 団塊の世代の方に話をうかがうことにした。

【今回の団塊さん】
山本良和(仮名、男性)
年齢:63歳(1948年生まれ)
最終学歴:大卒
業種:貿易
職種:自営業
出身:大阪府
現在の住まい:東京都国立市と香港を行ったり来たり
婚姻:奥さんと2人暮らし
家族構成:奥さん、息子2人

定年制度は必要?不要?
「区切りは大切」と語る団塊さん

――まずは自己紹介をお願いします。

 山本(仮名)です。歳は63。現在は、中国を中心にアジアに渡って、日本メーカーに商品を卸す貿易の仕事を自営でやっています。ま、自営なので定年はないですね。

1
nextpage
関連記事
スペシャル・インフォメーションPR
クチコミ・コメント

DOL PREMIUM

PR
【デジタル変革の現場】

企業のデジタル変革
最先端レポート

先進企業が取り組むデジタル・トランスフォーメーションと、それを支えるITとは。

経営戦略最新記事» トップページを見る

最新ビジネスニュース

Reuters

注目のトピックスPR

話題の記事

梅田カズヒコ [編集・ライター/プレスラボ代表取締役]

ロスジェネ世代(1981年生)の編集・ライター。フリーライター、編集プロダクション勤務を経て2008年より株式会社プレスラボを起ち上げる。著書に『エレベスト』(戎光祥出版)。web上のニュースサイト「下北沢経済新聞」編集長。「GetNavi」(学研)誌上で『コンビニ研究室』連載中。他に「日経トレンディネット」「COBS ONLINE」「R25」「サイゾー」など主にネット媒体で執筆中。起業したのは旺盛な独立心と言うよりも、むしろサラリーマンの職場における煩わしい人間関係から逃げるため。
ツイッター:@umeda_kazuhiko


バブルさんとゆとりちゃん

職場は世代間ギャップの宝庫だが、そのなかでも他の世代から槍玉に挙げられやすいのが「バブル世代」と「ゆとり世代」。そんな2つ世代の職場での生態を解き明かすとともに、彼らとの上手な付き合い方を探っていく。

「バブルさんとゆとりちゃん」

⇒バックナンバー一覧