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バブルさんとゆとりちゃん

コンプレックスまみれ、見栄っ張り、若さに執着…
“負け”を知らないバブルさんとの正しい付き合い方

梅田カズヒコ [編集・ライター/プレスラボ代表取締役]
【第49回】 2012年6月13日
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周囲から見て「困った人」とレッテルを貼られやすいバブル世代の“バブルさん”、ゆとり世代の“ゆとりちゃん”。当連載では、そんな2つの世代を対象に、 就職氷河期世代の“氷河期くん”(またはその他の世代)がどう円滑な人間関係を築くべきか研究していく。親愛なるバブルさん、ゆとりちゃん、どうか温かい目で見守って欲しい。そして同志である氷河期くんには、ぜひ考え方の合わない上司&部下に対処するときの参考にしていただきたい。

連載も今回で49回目を向かえた「バブルさんとゆとりちゃん」。2010年6月に始まり、ほぼ2年間にわたって僕(氷河期くん)がバブル世代とゆとり世代の一般の人とのインタビュー、と言う名の飲み屋で談笑した結果をまとめるという主旨で続いてきた。連載として1年間継続したら良いな、などと勝手に皮算用していたのだが、フタを開けたら連載は2年間も継続。反響的にも決して悪くないのだが、そろそろネタ(と言うよりも人脈)と飲み代が尽きてきたので、次回の50回でいったん休載というか、不定期更新化することになった。

と言うわけで、今回、第49回・第50回は総集編と言うことで、過去のインタビューの名台詞などを振り返りながら、バブル世代(バブルさん)・ゆとり世代(ゆとりちゃん)とはどんな人種なのか、振り返ってみたいと思う。第49回の今回はバブルさんのまとめ、最終回となる第50回はゆとりちゃんのまとめになる。

人間なんて十人十色。みんな違う存在なので世代で人間性を切るなんて難しいと思いきや、深く語っていけばいくほど、“同じ時代に生まれた人”というのは共通点を持っているものだな、とつくづく感じた。

「ジェンダー」「欧米」「若さ」「出世」
バブルさんが抱える大量のコンプレックス

 まずはバブルさんが抱えるコンプレックスについて考えていきたい。氷河期世代の筆者からすると、就活で苦労をしなかった「無敵世代」の印象があるので、コンプレックスなんて持っていないと思っていたのだが、これは大きな間違い。話せば話すほど、バブルさんこそコンプレックスを多く抱えている世代であることが発覚したのだ。

■欧米コンプレックス~バブルさんはなぜ飲み屋でiPhoneを自慢するのか?

 「バブルの頃の日本は、経済大国にはなったけど文化的には欧米に対して劣っている感覚があったんですね。でもお金はあるから、ゴッホの絵を高値で競り落としたりとかしてたんだよね。そうやって文化度を高めてきたって自負はある。でも、今の若者は欧米に対するコンプレックスはないでしょう。ネット上で活動している国内の無名のアーティストの作品を無料で見て、それに惹かれたりとか、そういう感覚ってとてもクールだと思います。必死になってゴッホの絵を買い集めていたのがばかばかしい」(【第2回】より)

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梅田カズヒコ [編集・ライター/プレスラボ代表取締役]

ロスジェネ世代(1981年生)の編集・ライター。フリーライター、編集プロダクション勤務を経て2008年より株式会社プレスラボを起ち上げる。著書に『エレベスト』(戎光祥出版)。web上のニュースサイト「下北沢経済新聞」編集長。「GetNavi」(学研)誌上で『コンビニ研究室』連載中。他に「日経トレンディネット」「COBS ONLINE」「R25」「サイゾー」など主にネット媒体で執筆中。起業したのは旺盛な独立心と言うよりも、むしろサラリーマンの職場における煩わしい人間関係から逃げるため。
ツイッター:@umeda_kazuhiko


バブルさんとゆとりちゃん

職場は世代間ギャップの宝庫だが、そのなかでも他の世代から槍玉に挙げられやすいのが「バブル世代」と「ゆとり世代」。そんな2つ世代の職場での生態を解き明かすとともに、彼らとの上手な付き合い方を探っていく。

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